Kindleペーパーバック出版への道 〜無料AIイラストアプリと広告地獄〜
表紙のイラストと、著者紹介の写真はAIに作ってもらうことにした。とは言っても、僕はケチな男である。金がかかるミッドジャーニーみたいなものは使いたくないので、無料のサービスを探してきた。結果、広告まみれでやたらと課金を勧めてくるAPI繋いだだけみたいなアプリをいくつも掛け持ちしながら、ああでもない、こうでもないと、画像を作っていった。
表紙イラストは、てんでダメだった。テキストで「森」「木漏れ日」「モネ風」とか入力していって画像を作ったが、いまいちピンとくるものがなかった。僕のテキストが悪いのか、AIが悪いのか。
試行錯誤して何とかひと段落。
次は著者画像もやってみる。
著者画像は自分の顔写真をトレースして変換することにした。顔出しするのは嫌だけれど、多少は生身感を出したいのもあって‥要するに折衷案だ。
顔写真のイラスト化は、マジで原型とどめてないものが多すぎて笑ってしまった。お前の顔なんて使い物にならんとAIに言われているかのようだ。
結局、一番マシかつ程よくイケメンなコレがいい感じだった。
それにしても、どのアプリを使っても、1枚画像を作るたびにクソ長い広告を観なければならないし、広告のバツボタンはめちゃくちゃ押しにくい。
広告屋は誤作動でアクセスさせて「広告クリック率◯パーセント!!」とかなんとか言ってクライアントから金をせびっているのだろう。
いつも思うのだが、こういう無料アプリの広告ってたいていつまんなさそうな無料ゲームに飛ばしてくるのだが、その無料ゲームも別の無料ゲームの広告を出していて、その無料ゲームも‥という無限ループに見えるのだが、いったいどこで金を回収してるのだろうか?
広告の無限ループをみているとほんとブルシット・ジョブが世界に溢れかえっていることを確信してしまう。辛いね。
ちなみに表紙のレイアウト組みはマジで苦戦していたが、なんとかアマゾンの審査を通過した。あと3日ほどで出版されるらしい。
ソワソワしてきたぜ。
1回でもサポートしてくれれば「ホモ・ネーモはワシが育てた」って言っていいよ!