2年半越しくらいで仮想通貨がプラスになった

あれは2018年の1月頃だろうか。コインチェック騒動の少し前。僕は2017年の夏頃に仮想通貨取引所に登録していたものの、本人確認がめんどくさくて放置していたのだ。しかし、2018年の初頭、仮想通貨がとんでもない値上がりを見せ始めて、「あのとき買っておけば‥」という、ありがちな状況になった。慌てて本人確認を済ませて、いくらか仮想通貨を買った。そしてその数日後に、コインチェックがハッキングされた。とんでもない暴落が起きた。

僕が買った仮想通貨は、気づいたときには10分の1くらいにまでなった。僕は、その時点で、勉強代と割り切って、売らずに塩漬けすることを決めた。ちょっとだけ欲を出して底値で少し買って置いた。そして、いま。再バブルがやってきて、きょう初めて仮想通貨でプラスが出た。感慨深い想いだ。

確定はしていないのでなんとも言えない。また下がるかもしれないが、「売らなきゃ負けない」というのはあながち嘘ではないと思った。株もいっときひどかったが、かなり好調だ。

仮想通貨はネムが好きだ。考え方と雰囲気が。だから買った。でも、正直、仮想通貨が世の中を変えるなんて、微塵も思っていない。スマートコントラクトとかって、ブロックチェーンじゃなくてもできるんじゃないの？ アナログな取引がいつまでもそのままなのは、技術的な問題ではなくて、変わるのがめんどくさいという心情なのでは？ と思う。それがブロックチェーンなら変わる！と言えるのは、理系が思い描くユートピアの中だけだ。

といっても、僕の考えはめっちゃ浅はかなのかもしれないし、どんな専門家でも未来は予測できない。これからもたまにチェックしてみよう。