ワンピースはいつか終わる

普段はわざわざ買ったりしないのに、電子書籍でジャンプを買ってしまった。記念すべき号だ。1000話。やっぱりルフィはずっと僕たちのヒーローだ。

僕はワンピースと共に育った。小学生の頃、休み時間はワンピースごっこに費やし、放課後はワンピースのゲームで遊び、夜はアニメをチェック。中学や高校に入っても、毎週月曜日は今週のワンピースの話題。大学生になっても大人になっても、単行本を買って、映画を観に行って、たまにYouTubeでコヤッキーチャンネルとスーパーカミキカンデをチェックする。ずっとワンピースがそばにいた。

でも、それも永遠ではないと気づき始めた。去年か一昨年か、ワンピースはあと5年で終わると、尾田先生が発言したらしい。つまり、あと3年か、4年だ。「ほんとかよー」「どうせまた長引くよー」と思っていたけど、どうやらワノ国を出た後は、最終章になるらしい。1000話を読んだ感じ、ワノ国もこれから最終決戦になるだろう。

時間は過ぎていく。僕は歳をとる。気づけば20代も終わりそうだ。ワンピースが終わってしまえば、僕は一つの人生を終えたような気分になるだろう。それと同じように、僕の人生そのものも幕を閉じていくのだろう。

「明日死んでもいいように毎日を生きるべき」みたいなことをスティーブ・ジョブスが言っていた気がする。ワンピースも、いつ終わっても受け入れられるくらいに、愛していきたいなと思う。

1回でもサポートしてくれれば「ホモ・ネーモはワシが育てた」って言っていいよ!