環境問題を解決したいのは山々だが、マクドナルドが食べたい

僕ができうる限り最も地球に優しい行動は、可能なだけ沢山の人を巻き込んで集団自殺することだろう。無論、そんなことはしたくない。

それでも、地球に優しくありたいのだよ。

これは首尾一貫しているわけではないが、別に悪いことは言っていないと思う。でも、たまに「人間は首尾一貫しているべきだ!」とでも言いたげな人に出会うことがある。

「環境問題の話してるくせに、マクドナルド食べるの? 矛盾してない?」

矛盾はしている。だが、矛盾していない人間なんて1人もいない。

「人の命を大切にすべき」という考えを主張するためには、全世界の車を廃車にするべきとでも言うのだろうか? 目の前のホームレスにパンを恵んだ人は、70億人に配りに行くべきなのか? あまりにも馬鹿馬鹿しい。

僕は地球を守りたいと思う。でもマイバックと水筒を持ち歩いていない。めんどくさいもの。有機栽培の野菜を買っていない。高いんだもの。ヴィーガンではない。マクドナルドが美味いんだもの。

食料から家、紙、コンドームですら地域でとれた材料で自作するマーク・ボイルと、僕の間にはとてつもない隔たりがある。

それを一歩一歩進んでいるのだよ。悪いか?文句を言うなら、その倍だけお前の悪口を言ってやるぞ?

水槽の魚が出す糞と、水耕栽培の野菜を循環させるアクアポニックスという農業&養殖技術があるらしい。仕組みとしてはシンプルで、単に水と空気を循環させて、あとはエサさえやっておけば、全てが循環するようだ。

思想信条としては、あまりにも管理主義・設計主義的な人口の仕組みに自然を付き合わせるのは全面的に賛同はできないものの、都市に暮らすならある程度やむを得ないと思っている。

なので、これを家でやってみようと思う。地下室にLEDで大規模なシステムを作ろう。どうにも、養殖するのはバナメイエビが良さそうだなぁと思っているが、素人が簡単にできるものなのだろうか。わからないけど、エビを家で養殖できれば最高だ。エビは高いし。

地下室の広さは、たぶん20平米くらいになるのだろうか? たぶん本気を出せば、そこそこのシステムを作れそうだが、果たしてそれが完成するのはいつになるのだろうか? いまは、塗料やら木材の破片で散らかっているし。

完全な自給自足を達成するまで、たぶん僕はマクドナルドを食う。でも、いつかマクドナルドに頼らない暮らしを実現したいのだ。


結論

エビフィレオはうまい。

1回でもサポートしてくれれば「ホモ・ネーモはワシが育てた」って言っていいよ!