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占いとコーチングとファシリテーションの違いって?!

本当は、真っ先に、私の中で長い間、お金や時間をかけ、学んできた「ファシリテーション」について書き始めたいところだが、いきなりそこにいく前に、ちょっと寄り道してみたい。

タイトルに書いた、
・占い
・コーチング
・ファシリテーション
それぞれを対比してご説明したいと思う。


「占い」と「コーチング」の違いって?

少し前に、友人と話していた際、ふとコーチングの話になった。
私自身はコーチングには全く抵抗がない。
それどころか、過去にも何度かコーチに付いていただいたこともあるし、
その中でも、名コーチだ!とも思えるような方との出会いもあった。
また、今では自身がそちら側へいけるように、学びの段階である。

一方の友人は、コーチングというものに人生で触れた瞬間もなければ、
この先も、自分の人生の中では不必要なものだ、と思っているようだ。
「何の意味があるのか?」といぶかしんで私に聞いてきた。

こういう場合、ご丁寧にコーチングについてのいろはを解説するよりも、
まずは彼女の中に出来上がっている「コーチング=いかがわしい/不必要」という図式を解いてみることから始めてみたいと思った。

そこで、
「占いは好き?」と聞いてみたところ、即答で、好きだ、と言う返答。

おそらく、ほとんどの女性がそう答えるのではないだろうか。
かく言う私も好きだ。

京都はんなり意地悪占い師との出会い

だけど、占いにはひとつとても苦々しい思い出がある。
数年前に一人で京都を旅していた時、夕食を終え、ふらりと街を探索していると、ふと誰かと話してみたくてたまらなくなった。
すると「占いができるBar」という看板が出ていた。
これなら、占いというコンテンツをきっかけにお酒も飲めて、話もできて良いではないか、と思いBarの中へ。

私の希望のカクテルをスッと差し出し、
マスターが「それでは始めましょう」と、私の両手の平をしばし見る。
しばらくすると、
「私はそんなにダメ人間なんでしょうかぁぁぁ?!?!」と尋ねたくなるほど、私に対する罵詈雑言が出るわ出るわ。。。

カウンターに座っていた他のお客さんも思わず、横目でチラチラ私の方を見ているのが分かった。

黙ってふむふむと平静を装い聞いていたが、後半はたまらず、マスターが予言した未来を覆す口答えをしたが、
「そういうあなたが10年後に、ここへまた同じようなことを尋ねに来はるんでしょうな」みたいな、はんなり京風言葉で、
最後の一撃を食らわしてきた。
完全ノックアウトだ。
残りのカクテルを一気に飲み干し、頭をクラクラさせながら店を出た。

おっと。だいぶ話が横道に逸れてしまった。

占いとコーチングの違いはね

占いが好きだと答えてくれた友人に、コーチングとの違いを次のように伝えた。

占いに行く時は、何かに悩んでいたり、答えが欲しい時だよね。
相手(占い師)に、「こういう結果が出てますよ」とバシッと言い切ってもらったり、アドバイスをもらえたりすることで、納得できたり、安心できたり、次の行動に踏み出しやすくなるんだよね。

そうだ、と答える彼女に、

それが相手からの言葉じゃなくて、自分自身の中から、
うんと納得できるような答えが出せるようになったら良いと思わない?

えー!それすっごくいい〜!!
と答える彼女を可愛いなぁ 笑
と思いつつ、
コーチングってそういうことなんだよー、と伝えた。

コーチ自体は決して答えを出さない。
ただ、クライアントがありたい状態、目指したいゴールにたどり着けるよう、良い問いを投げかけたり(ここでどれだけ良い質問を投げかけられるかがコーチの腕の見せ所だ)、傾聴したり、受け入れたりしながら、伴走し続けるのだ。

そうやって自分の内側から、自分でも気がつくことができなかったようなもの、つまり潜在意識に気づき、出せた答えは、本当に心の底から納得できるし、だからこそアクションに繋がりやすい。
自分で自分の背中を押すイメージだ。

…と、このあとは、コーチングとファシリテーションの違いまで書きたかったけれど、長くなったので、続きは後日(京都の占い師のくだりが長すぎたな)。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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