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己を信じよ

1月2日。よく晴れた年明け早々の今日。
数年ぶりに、古くからの友人と再会を果たした。
酒と龍馬とロックをこよなく愛する、高知在住の彼女。
滅多に会えないけど、会うと、何年経とうと、時間的/物理的な距離を一気にこえて、当たり前の心地よい空気が、そこに流れる。

そんな親友と訪れたのが、
東京国立近代美術館で開催中の「大竹伸朗展」。

宇和島駅 のオブジェも作品のひとつ

このタイミングで、
彼女と行けたことが、
自分にとっては大正解だった気がする。

いわゆるアートと言われる作品は、
人により受け取り方は無限にあるだろう。

そして、見るたびに、その捉え方も、
自分の中で変化することだってありうる。

今日、私が見終わった後に、強く心に残ったのが、
「己を信じよ」と言う感覚だった。


一つ一つの作品から、
郷愁
パッション
ユーモア

…様々なメッセージを感じることができる。
そして、それだけじゃなくて。
作風の振り幅がすごい。
一人の同じ人から生み出されたものだと思えないくらい、
いろんな世界観を見せてくれる。
すっごいおこがましい感想だけど、
ただ無心で、ひたすらに、チャレンジしまくってるし、
楽しんでると思った。

何ものにもとらわれてなくて、タガが外れまくってて。
周囲がどう思うだろう、とか、きっと全くそんな次元にはいなくて。
ただ夢中になって、そこに魂をこめていく。
そんなんだ。
だから、心の中に、グイグイーっとものすごい勢いで、
響いてくるものがあるんだ。

すごいスケールのでかい、器をドーンと見せてもらえた感じで。
先述した通り、

もっと自分を信じてみたい。

そう思えた。

新春早々、いいものを見たぞ。
さぁ、今年もいきますか!


大竹伸朗展
期間:〜2023.2.5(日)
場所:東京国立近代美術館
その他詳細:
https://www.momat.go.jp/am/exhibition/shinro-ohtake/#section1-6


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