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頑張ってって言われていた日々

優しさに包まれていた時代もありました。真空さん、子宮筋腫の肥大で妊娠中双子がいるんじゃないかと言うくらいお腹が大きくなったんです。元々、つわりもひどく寝込んでばかりでしたしね。

子宮筋腫が子宮口をふさぎ、出産できないため帝王切開予定となっていました。だから、臨月間近はね。産気付いてはいけないから動けなかったんですよね。

食事の支度が出来なくて外食していたときです。大きなお腹を抱えのっしのっし歩く真空さんに「もうすぐなんだね。頑張ってねーっ」って見知らぬお姉さんに声をかけられました。

「産んでから大変だけど。もうすぐ楽になるよーっ。頑張ってねー」

不思議だなぁ。

真空さんも妊婦さんが歩いていたら時々、頑張ってねって声かけることがあります。応援したくなるんですよね。特に真空さんはもう愛らしいベビーは抱っこできないからかもしれません。

真夏の時期になると、臨月と間違われた真空さんを思い出します。

それからね。真空さん。真空キッズが元気にお腹で暴れたら激痛が走っていたのでお願いしていたんですよ。

「ちびちゃんちびちゃん。お腹のボールはお友だちだから、優しくしてね。ちびちゃんと一緒に大きくなるお友だちだよ」

しばらく大人しくなるんですが、再び筋腫をキックする真空キッズはお腹の中で窮屈だったのかもしれません。

また、暑い夏が到来。蝉が鳴いています。

「頑張ってね」

心のなかでママたちに呟いています。

みんなのフォトギャラリーより優しそうな妊婦さんのイラストをチョイス!ありがとうございました

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