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Today I Learned: 2021.08.10

気づいたこと・学んだこと

自分が今の会社に入ってから、もう4年4ヶ月がたった。これまで勤めた会社のなかでは一番長い期間、ひとつの会社に居続けたことになる。

今日で議論しているなかで、自分にはなんだか、同じ会社に長く居続けたことである種の付加価値みたいなものがくっついているのかもしれないな、と気づくことができた。

例えばこんな付加価値↓↓

・特定のコンテキストで、同じ課題に対して向き合い考え続けた累積思考の量
・↑に伴い、色んな人と協働する中で築くことができた信頼とか関係性

もちろん「長く居続けただけ」でこういうのが生まれるわけではなくて、諦めずに向き合い・考え続けた結果なのだと思うけど。これからもっともっとたくさん・深く身につけないといけないとも思いますが。

今の仕事での自分の役割は、組織全体の課題を特定したり、特定した課題を解決するために色んな人を巻き込みながら物事を推進したりして、結果として組織全体のパフォーマンスを最大化することに責任を持つ、というもの。

これって、いくら自分に素晴らしいスキルやスタンスがあっても、似たような経験をたくさん積んでいたとしても、それだけではなかなか全うするのが難しい役割なんじゃないかなって思った。

累積思考と周囲との信頼や関係性があってこそ、できることがある。持てる責任の範囲が違う。その人自身の特性や経験が大事じゃないとは思わないい。でも、特定のコンテキストの下で、時間をかけて築いてきたこと・やってきたことこそ、重要になってくるのかな。

組織が一定規模よりも大きくなると、同じような役割を担えるような人がもっとたくさんいるといいなと最近思うんだけど、そういうときに今日気づいたこと忘れないようにしたい。

自分が100%責任を果たせてるかというと、まだまだそうじゃないし、課題も伸びしろもいっぱい。まだ何も成し遂げてもいない割に、すでに一定の成功者バイアスにかかってしまってる。例えば、自分と同じ役割を担う新しい人を迎えるときが仮に来たとして、自分と比較してこんなにスキルも経験もあるんだったら「できるでしょ!」「そりゃ新しい環境になったらストレスはかかるでしょ。成長のためのストレス!のりこえよう!!」みたいに、ついつい考えてしまいそうな予感がする。

それはそれで、一定の範囲で別に間違っていないのかな?とも思ったりもする。だけど、自分と相手の間に、累積思考と信頼と関係性に大きな違いがあることを認識して、その違いを埋めるためのサポート・振る舞いを、採用に関わるときやオンボーディングなんかで意識していきたいなと思った。

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