Today I Learned: 2021.01.01

気づいたこと・学んだこと

この記事を読んで気づいたこと・学んだこと。

「ミクロに聞いて、マクロに解く」

できるだけ一人ひとりが抱える課題の一次情報に触れながら、共通の解決策を求めていこうという考え方。

こういう視座の上下動が、組織が課題と向き合いながら、少しでも前に進んでいくために必要だと思う。視座が高いだけでも、低いだけでも十分じゃない。両方の視点を行き来することが重要。

・目の前の具体的な課題を個別事象として捉える
・視座を上げて、大きく特にはどうすればいいか考える
・視座を下げて(戻して)目の前の具体的な課題が実際に解けてるか確かめる

みたいな動き。実際は地上で課題が起きているのに、「神様」目線だけで課題を解決しようとすると、地上の課題が解けないことが多いように思う。

---

続けて、同じ記事を読んでもう一個気づいたこと。

決めるところは決めて、決めないところはあえて決めない。

不確実性の高い環境の中で、急激な変化に組織がしっかり適応していくためには、「遊び」「余白」を意図的に作る、つまり、変わる前提で組織や仕組みを設計して置く必要がある。

こういうのはもともと意識して行動していたつもりだけど、これまでどっちかというと「決めない」ことにこだわりすぎていたかもしれないと気づいた。

目的に対して「決めるべき」ところはしっかり「決める」。余白をもたせておいたほうが適応力や柔軟性を担保できる部分については「決めない」

そういう、目的に応じたメリハリをしっかりつけて、色々考えていくことが大事だと思った。

---

ビジョンだけを伝えるだけでは足らない。そこに至るまでに必要な道筋もセットで伝えないと、みんなが安心してビジョンの実現に集中して取り組むことができない。というメッセージのPodcastを聴いた。

「確かに」と納得する一方で、成長のためのストレスがあえてかかるようにするとか、ついてこれる人たちだけについてきてもらうようにする、みたいな平均点ではなく最高点を上げていくような目的があった場合はどうだろう。ビジョンだけドーンと伝えて、一人ひとりがモヤモヤしながら道筋も含めて自分で考えていく、というやり方のほうがいい時もありそうだと感じた。

とはいえ、ビジョン+道筋も合わせてセットで伝えるべきシーンの方が多いのかもしれない。

・Why How What を設計して伝える役割(ビジョン)
・それを地道に実装する役割(道筋)

の2つの役割があったとして、両方を一人だけで担うべきかというとそうじゃないと思う。

後者の「地道に実装する=道筋をつくる」のが自分の役割だと思っている。ビジョンを伝えるだけじゃなんともな領域を補完できるような、そういう動きができたらと思う。

もっとうまくやるためには

・「ミクロに聞いて、マクロに解いて、その後ミクロに確認する」というのを課題解決のときにしっかり意識する。視座の上下動。どれか一つだけの視点から物事を捉えて、課題解決しにいかない。
・「決めない」ことに引っ張られすぎない。決めるべきところは決める。余白をもうけるために決めないところは決めない。目的に応じて決める・決めないのメリハリをはっきりさせる。
・ビジョンだけが先行して伝わっていて、そこに至るまでの道筋を補完したほうがいいと感じた場合は、自分が率先してその役割をカバーしようとしてみる。「設計」と「実装」があるなら「実装」面をカバーするようなイメージ。両方のバランスをとって、結果的にビジョンの実現にむかって加速している状態がつくれれば。

いただいたサポートは他の方の記事へのサポートや、書籍購入等の自己投資に充てさせていただきます!