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【※ネタバレ注意】奪還のロゼ 第3幕 感想会

こんにちは、オタクです。
奪還のロゼも気付けばもう後半戦。1幕公開時にDisney+で見るか映画で見るかを迷った末に映画館に駆け込んだのももう2ヶ月前の事。今じゃ公開初日から見に行くくらいに楽しんでます笑

さて、そんな後半戦の幕開けとなる第3幕、ほんとに怒涛の展開でしたね。前回の次回予告から一気に話が動くとは思いましたが、予想以上な展開ばかりでした。

第7話、第8話は予告でも見かけたアッシュの過去回想をメインに。殺しの道で生きることを強いられ、本来の弟を殺された上に、希望をくれた皇重護すらも失う...ほんとに壮絶な道のりでした。そんなアッシュにかけられた「一番大切な人として認識する」ギアス、戦火の中とはいえ彼にとってはあまりに残酷な命令でしたね。
そんな事実を知った矢先に捕らえられたロゼもといサクヤ。紅蓮パイロットに引けを取らないなかなかな容姿が強調されてましたね...実際どちらがデカいのか...はさておき笑
またそれ同時に始まった大戦、七煌星団の前に立ち塞がったキャサリンと...まさかのアーノルド。忠義の🍊みたいな散り際だったとは思ってましたけどマジで戻り方までそれとは。しかも機械化&ギアスキャンセラーまで持って...いやほんとに🍊だなあいつ。そんなキャンセラーを受けたアッシュは過去を思い出し葛藤し、敗北...の寸前での援護、そしてサクヤの元へと真意を確かめるために駆け出していく。...振り返って思ったんですけどこの構図ってまさにR2の13話、シャーリー死亡回に似すぎてるような気が。まあアッシュはヒロインみたいなとこありますし、若干意図して作ってはいそうです。
あとはキャサリン対ハルカ、女性同士のバトルも白熱でしたね。てかナイトメアフレームってあんなクネクネした動作できるんか...強さを掲げてるだけあって操縦技術も相当ですねキャサリン。
アッシュが宣戦を離脱したのもあり、七煌星団は大ピンチ。そこに駆け付けたのは東の暁旅団と北狼軍。捨て身の作戦で敵を蹴散らし、七煌星団を逃がすことに成功。しかし戦いとしては大敗北。ダモクレスを止めた矢先のこの結末。ハルカたちには重くのしかかる展開でした...。
そしてサクヤの元へと駆け付けたアッシュに立ちはだかるのはクリストフ。殺しの技術を教えたアッシュの師匠という事も判明し、決して明るいものでは無い師弟対決が始まりました。ほぼ互角の一騎打ちでしたが、アッシュの信念が勝ったのかなんとか勝利。そして対面するサクヤとアッシュ。いつか巡り会えたはずの2人、しかしこれまでの積み重ねを経てのこの巡り会いはあまりにも2人には残酷なもので。サクヤの協力の申し出に返ってきたのは1発の銃弾。託された思いもあり、サクヤを打つ事は無かったものの、「弟の事を許すことはできない」と言い去って行きました。そしてなんとか生き延びたクリストフによって再びピンチのサクヤ。ギアスの情報を打ち明ける...と思ったその瞬間、現れたZi-アポロによって押さえつけられたクリストフ。そのまま連携でクリストフにギアスを...かけようとしたその瞬間、自ら頭を撃ち抜き自殺したクリストフ。「お前の駒になる気はない」と己の意志を貫き通しました。命を軽く扱う作中でもとにかく残虐なキャラでしたが、師弟対決とあの散り際には少し好感を持ってしまいました。ちゃんと敵キャラしてて結構好きですよ自分は。
そして再び、今度はロゼとしてではなくサクヤとして2人は協力関係に至りました。

そして9話へ(協力関係も9話ですがまああそこまでを一連の流れとして)
大敗した拠点に戻り、泣き崩れたり悔しがる人々を見たサクヤ。自身が定めたはずの覚悟を再び決め、ノーランドに立ち向かう事を決意します。
その後のキャンピングカーの中、アッシュの口から出たラズベリーの名前。この瞬間、劇場から笑いが聞こえました笑 そしてあっさりとサクヤは正体を暴露。ここまでがとにかくシリアスだった故にあの時の青ざめたアッシュと変な空気の2人は流石に笑うしか。
そんなこんなで2人も調子を取り戻して行った頃、ネオブリタニア側から黒の騎士団との和平交渉の申し出が。アインベルクの1人であり、アッシュとかつて幼少期を共にしたナラが出向き、第一回の和平交渉が開始。隙のない資料や話術で黒の騎士団側は丸め込まれ、コーネリア、そして今回久しぶりに登場した元・ナイトオブラウンズのジノも頭を悩ませる事に。また、コーネリアが最終手段として挙げた人物、あの日本風景に映る後ろ姿...一瞬サクヤかと思いましたが、黒の騎士団が誇る女性と言えば、まさか...紅蓮のパイロット...?黒の騎士団側は警戒しているものの、実際の所ナラ本人はおそらく心から和平を願っているのでしょう。後のシーンでもそれが見てとれます。だがそんな警戒の中、再び厄災が...。
突如各所に出没した謎の機械によって、なんと人々がミ〇チにされて行くではありませんか。クリストフやべーとか思ってた矢先にこれ。ジノ「もっと画質を上げられないのか!?」辞めてくれ...ジノ、見たくないよ...ネオブリタニアさんちょっと命が軽すぎやしない...?
しかもそれはホッカイドウだけでなく、なんとニッポン全土に。そして多くの人々が巻き込まれる事に。日本にたまたま来ていたアキト...アキト!?ってなりましたよ。まさかの本編外からもサプライズ出演とは...日本旅行に来てたんでしょうけどとんだ災難というか。そして子供たちと戯れる黒猫のアーサー、ナナリー。そしてそのナナリーがいるという事は...そう、ゼロです。ゼロ...もといスザクも遂に登場しました。どちらも突如として起きた異変を感知したワンシーンのみですが、まさか出てくるとは...そんな沢山のキャラクター達が大集合し...今回は終わりました。

今回は総合的に色々なキャラクターの芯の部分がよく見えてて良かったなぁと。前述しましたが、私は結構クリストフが意外と良いなと。忠義...とは違いますが、自分の道は自分で決める的な、悪役ながら確固たる意志を持っている姿は非常に好感持てましたし、あれが彼の魅力だったんだなと。無論アッシュ周りを中心にしてた回なので、アッシュもより良いキャラクターになったなと。弟という大事なものを利用した事への怒りはあれど、「約束は必ず守る」という意志を胸に今を選んだアッシュはかっこよかった。辛い過去ではあれど本当に良き人に巡り会えていたなと。ありがとうございます、重護さん。

ストーリー的な所だと...7.8話においてはアッシュの辛さやサクヤの葛藤、色々な事を考えていたんですが、9話でジノが出てきてからくらいはサプライズだったり残虐さだったりもうほんとなんだこれみたいな展開ばっかりで、全部持ってかれましたね笑
次回予告でもジノが「ナイトメアフレームに乗れる者をできるだけ集めろ」なんて言ってたんで、次回マジでSEED FREEDOMくらいのギアスオールスター回になるのでは...?ガウェインは流石に本人たちが干渉できない立場になってるので無さそうですが、それ以外のランスロットとかは出てくる可能性が浮上してきてもうワクワクですね。あわよくばモルドレッドとか本家の🍊も...!?
紅蓮も出てきて欲しいですし、なんならハルカの手助けみたいな展開だとよりアツい...いやもう想像が止まんないですね笑
勿論アッシュとサクヤが辿る結末も気になります。ギアスでできた関係が解かれ、本来あるべきの形になった2人、共通の宿敵・ノーランド、アッシュとアーノルドの決着は勿論の事、ちょこっと出てきたキャサリンの過去も気になる所。サクラとキャサリン、とことん噛み合わない相性最悪の2人の結末も個人的には非常に注目したいですね。


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