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執筆スタイルは旅行計画の立て方と同じっぽい

note始めたのは最近どはまりしている作品の二次創作やるために作文のリハビリでもするか…… あと新しいエディタに慣れるか……と思ってのことだったんですが、普通にけっこうな更新してますね。ぼちぼち作文始めても大丈夫そうな気がする。

作文について、自分なりの持論や理論はあるんですけど、いつもジャンルとジャンルの間があくのでやりかたをその都度思い出しています。

そのうちの一つに「踊るように書く」というのがあって、これつい先日現ジャンルの方(前ジャンルからのおつきあい)に言ってもらって嬉しかったのでそのへんかみしめていきたいなーと思ったり。

文章が踊ってるんですって、いいですね。そういうの読んでても好きだし、自分で予想つかない方向に向かう話のほうが書いててたのしいですしね。

このタイプは、かの「ハンニバル」シリーズのトマス・ハリスや森博嗣も同じみたいです。ハリスは「1行目を書いたときはどういう話になるのか全然わからん」って言ってるし、森博嗣も「タイトルだけ考えてあとから中身を書いていく」って言ってます。宮部みゆきもそんなかんじのこといってたな。

まあこの方々は新聞記者に助教授に法律事務所出身にと、「湧き出てくるものを自動書記すると膨大な知識のニューロンがつながる」という出自もあるんだと思います。わたしも膨大ではないけど手持ちの雑学やらなんやらがつなぎあわさってます。

で、そういう、「アドリブでやる」形式に対して、「箱書ききっちりしないと書けないし進めない」という人もいて、私はそっちのほうが再現性高そうで羨ましいなーと思ってるんですよね。アドリブ形式って「いける」と思った時にしかいけなくて、自分でコントロールできないから。

人にはいろんな執筆スタイルがあって、それって当人の旅行のスタイルと似てるんじゃないかなーと思った次第です。

二泊三日程度の旅行に行くとかで、旅程にはいろんなパターンの人がいると思うんですよね。

・全ての目的地の道順を決定、何時何分の交通機関を使うかまでしっかり管理

・行きたい場所を2つ3つ決めておく、その間をゆるく移動

・「東京タワー行こう」だけ決めていく、あとは流れ

・目的地すら決めずにとりあえず電車に乗る

・これはと思った銘菓が食べられればほかはなんでもいいし弾丸でもかまわない

みたいな。このへんてほんと人それぞれの性質ごとで、どれが最良とかは無い。

なおわたしは「行きたいエリアの気になる場所をひととおりgooglemapにピンどめしておく、道順は固定せずエリアをふわっと決めてその方面へ行く」です。

執筆スタイルは「出オチになるシーンとタイトルを決めたら、思いついたセリフやシチュエーションを全部書き留めておいて、あとは踊りつつそれらを取りこぼさないように、書いたらチェックをつけつつ書いていく」です。

今日はなんかとくにオチもないけどそういうかんじです。

あとこれが私タイプの書き手におすすめの本です。

これは真逆で、がちがちにしたい人に向いてるとおもう。エクセル使ってがっちりみたいな。


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