システム手帳一ヶ月目の日記

ミニ6穴システム手帳を使い始めたきっかけと使用バインダー

ながらく「手帳をうまくつかえればじぶんの管理がもっとできるのでは」と感じてきて、でもうまくできなくて……を、本当に長く繰り返してきたんですが、ふと思い出したこちらのTogetterを見て「そういやシステム手帳はほとんど使ったことなかったな」（「あな吉手帳」のぞく）と気づき、ダメもとで始めたらめっちゃ合ってました。

上記Togetterでは「ジャストリフィルのバイブルサイズ、これしか運用には適さない」的断言があったんですが、店頭で何度も何度もバイブルサイズとミニ6を手にとって開いてを繰り返し、これたぶん私の手にはミニ6だな…？？？　と確信、ミニ6サイズのジャストリフィル（本革）で運用開始、結果として最適解だったかんじです。

手帳としてのサイズ感のよさ

Togetterではバイブル推奨でしたが、女性の手にはそれでもまだ大きい気がします。バイブルだと微妙に片手で持った際に大きすぎてうまく使えなかったかもしれない。それと、あの紙幣みたいな縦長がどうにも扱いづらい。
あとデスクって基本的にキーボードやらなんやらがあるので手帳広げた面積ってそんなにとれないんですよね。A5手帳って畳んだ状態だとコンパクトに見えるけど、開いたらA4だし。A4常に開いておいておける面積なんてデスクにないし。

システム手帳はここがいい　というか綴じ手帳やノートはここがよくない

綴じ手帳、とくにインスタタイプのバレットジャーナル、なんでみんな使えてるんですか？？？
一冊ですべて完結させようとしたらどうしたって「殴り書き」「走り書き」ページが発生するし、そうでなくても、あ、書き方まちがえたな、もうちょっと別の表にしてみたほうがよかったなっていう「失敗」「ノイズ」ページが出たらとたんにそのノート使うの嫌になったりしないですか？？　しないんですか？？
まあ市販の綴じ手帳は枠内にだけ書くんだからまだわかる、でも、インスタでよくみるいわゆるバレットジャーナルもどき（本当のバレットジャーナルがどんなのなのかはは別記事）、あれ、自分で市販手帳の枠を書き直してるだけだから運用できてるだけなのでは？？

あと「年間のやりたいことリスト」とか「読みたい本リスト」とかそういうの、年間でけっこう変わらない？　手帳後半のメモページ活用しろってよくいうけどそれ間違ったりずれたりしていったらその手帳使うのいやにならない？書き直したくならないの？一年間？
メモページって有限だからものすごい吟味した内容でないと書き込むの怖くない？　ていうかいやこの内容なら大丈夫って書くけど結局ほとんど有用性なくてなんかゴミページ発生させてない？

その点、システム手帳はいいぞ。いくらでも書き直せるし、その時必要な走り書きはどんどん書いて、あとからじっくりアップデートできる。この「走り書きをちゃんと育ててまとめられる」「アップデートできる」「汚い字やいまいちのページは（きれいに書き直して）なかったことにできる」っていうの、ものすごいパワーです。多動ぎみの私にぴったり、常に編集して最新にしてきれいなものだけだいじなものだけ溜めておける。最高。

システム手帳にしてからあらためてあれこれの手帳術やフォーマットが本当に使えるようになってきたかんじがあります。最高。
でもってジャストリフィルサイズのバインダーでなければこれもかなわなかったな……と思います。
なんかシステム手帳って紙に対してバインダーがでかくてごつくてちょっと損した感じないですか？　わたしはあった。あの分厚い折りたたみ財布みたいな存在感と、それに対する紙の小ささが嫌だった。
でもジャストリフィルの本革のやつは薄いし紙とバインダーのサイズの違いがあんまりないしリングもちいさくて書きやすく読み返しやすくほんとにほんとにおすすめです。
おすすめ。

挫折していったトラベラーズノート、ほぼ日手帳、同人手帳、その他綴じ手帳

綴じ手帳もノートもいくつも挫折してきました……フォーマットも品質もいいんですけど、とにかく「よくないページが存在したとたんその紙束に愛着を持てなくなってしまう」という性質が災いしていました。そのせいでつかいかけの測量野帳やまほどあった。

自分が手帳的なものに求めていたのは「意識の管理」「現在地の把握」みたいなもので、「一冊使い切る達成感」みたいなのはその前にはなんの役にも立たなかった…… ノートとしてならそこそこ一冊使い切ってはいたんですが、けっこうがんばったまとめとかも雑なページの山のなかに埋もれてしまってたんですよね。
今後はシステム手帳のリフィルになるので、そういうとっておきのページだけを集めていけることがとても楽しいです。

まとめ

とにかく今は手帳が楽しい！　とはじめておもえるので、遍歴やおすすめ本や道具の話など残していけたらなーと思います。ひとまず今日はここまで。