自分の分類を知るいろいろ

先日「続ける技術」という本がめちゃあたりだったという話をしました。

で、「スイッチ!」や「ヤバい集中力」が全然だったという話もしました。

こちらも言い回しと対象が「獣」となっているだけで内容は近しい。

これなんでかなーと考えてて、たぶんあたりと感じた本は法則型、全然だったのは司令型、注目型で書かれてたんだなあと思ったんですね。

順を追って説明します。

4タイプ診断

法則型、指令型、というのは岡田斗司夫の推奨する「4タイプ診断」の分類です。他に理想型、注目型というのがいます。


社会的本能の4タイプ(Freex)

斗司夫いわく「それぞれのタイプはそれぞれのタイプの登場人物しか描けない」そうで。私は法則型です。意外ですね? 意外でしたね?

NLP

これとは別に、私はNLPというのもなんとなく参照しています。
こちらは心理学で、こちらはVAKタイプという分類。

VAKタイプとは、感覚を3つに区分した呼び方。どの感覚が優位に働くかによってその人のタイプが決まります。すなわち、
・Vタイプ=視覚(Visual)タイプ ・Aタイプ=聴覚(Auditory)タイプ ・Kタイプ=身体感覚(Kinesthetic ※触覚・嗅覚・味覚)タイプ
です。VAKの各タイプでは、感覚の優位性の違いによって、インプットだけでなくアウトプットの仕方も変わってきます。


人には “得意な感覚” がある。NLP心理学から考える、「優位感覚」を利用したコミュニケーション技法。

同じインテリア本でも視覚的な形容が多い人もいれば擬音を多用する人もいます。
で、「この人の言ってることわかりやすいな、なんかすっと入ってくるな」ってのは同じタイプの人の文章です。NLPでは「同じタイプの言葉が一番刺さる」とされています。だから相手のタイプを見極めて言葉を選べみたいな話もでてくる。

ちなみに私は視覚型です。小説では「情景が目に見える」と言われることが多く、実際、書くときには見えているものを実況する感覚で書いています。

同じ言葉の人の話は聞き入れやすい

とりあえずそのへんのことをつらつら思い出しつつ、「続ける技術」は典型的な法則型の人間が法則的に書いた文章だからわたしの理解が深かったんだろうなー、と思いました。

でもって「ヤバい集中力」や「スイッチ!」は、どことなく指令型みがある(飼いならせ、とか従えろとか)のでそういう性質の人にはめっちゃ刺さるんだろうなーー。

ところでプレゼン上手や詐欺師のトークはこのNLPを利用しているそうです。どのタイプにも届くように、V A Kそれぞれに通じる形容詞を3つ使うことを意識する話し方になるんだとか。(視界がパーっとひらけてスッキリする、とかそういう)
以前ブラック企業で放り込まれた研修で講師がまさにその話しかたをしてて「これ進研ゼミで出たところだ!」ってなりました。あと他にも「これ見たやつだ」っていういろんなスピエピソードを織り交ぜてきてて、会場の参加者のほとんどが感動して泣き出したりしてる中「知識って強い盾だなあ」っておもったりとか、

なんの話でしたっけ。

「続ける技術」が私にはいい本だったっていう話です。そういうかんじです。

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