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【意思決定】まとめてみた-メンタリストDaiGo「心理分析してみた!」


放送名:決断できない5つの理由〜優柔不断をなくす完璧主義対策

決断を先延ばしにし、行動そのものを取ることができなくなる「完璧主義」から柔軟に行動できる「最善主義」へ移行するための方法を解説した放送。


完璧主義が嵌る5つの罠

完璧主義者がよく陥りがちな5つの罠について説明。

1.決断ができない
常に完璧な結果を求めるあまり、選択することができなくなり、結果として成果につながらない状態が続いてしまう。目的に対しての優先度をつけることができない場合など、特に陥りやすい。

2.サンクコストへの執着
目標達成に対して投下したコスト(=サンクコスト)を諦めきれず、取り戻そうとさらにコストを投下してしまう状態。完璧主義者は特に失敗を引きずるケースが多い。

3.挑戦しない
完璧に準備をしてから望もうとするあまり、結局は準備止まりとなり挑戦楚ものをしない状態。特にリスクが何もない時に挑戦してない場合、完璧主義に陥っている可能性がある。

4.周囲からの反感
自分だけでなく周囲の人にも完璧主義を求めるあまり、周囲から反感を買い、結果として孤立してしまう。

5.失敗への執着
完璧主義者は成功ではなく失敗に執着する傾向があり、失敗を恐るあまり行動を起こせない状態になる。


4つの完璧主義対策

完璧主義の状態に陥らないようにするための4つの対策について説明。


1.成功から学ぶ
過去の自分の成功体験から、成功につながったプロセスを見つめ直す。一般的には失敗から学ぶことで結果として成功に繋げていくが、完璧主義者は失敗に執着してしまうため、成功体験に注目することで、執着を手放すことができる。

2.マイ・ヒューリスティックス
ヒューリスティックスとはある程度の精度で成果が得られる経験則のこと。完璧主義者は決断に迷った挙句に選択しない状態に陥るため、最初から選択する基準を過去の成功体験を元に経験則的に作っておく。

3.小さな改善を狙う
完璧主義になると小さな改善を避け、大きな改善をしようとするが、大きな結果は小さな行動の積み重ねでしか起こらないで結果として失敗する。そのため1%程度の小さな改善を意図的に狙ってやっていくようにする。

4.反芻思考への対策
完璧主義者は過去の失敗を脳内で何度も思い返してしまう状態(反芻思考)になりやすいので、これに対する対策を実施する。瞑想やセルフコンパッションのテクニック(別の動画で解説)が有効。


決断麻痺に対する4つのポイント

意思決定の段階において思考が止まってしまう決断麻痺を回避するための4つのポイントについて説明。意思決定の前に「決定する方法を決めておく」といったテクニック。


1.決定に割く時間の判定
決断にどれだけ時間を割くべきなのかを判定する基準。
以下の条件に当てはまるものほど時間を割くべき案件であり、そうでない場合はできるだけ時間を割かないようにする。

・関連する要素が複雑な場合
・影響する範囲が広い場合


もし自分で重要度を判定しきれない場合は、第三者に決断の大きさを尋ねて参考とするのもよし(人は自分のことになると客観的になれないため)

2.決断の頻度
今後同じ意思決定を行う可能性があるかで判定する。

頻度が多い場合は、精度の向上と効率化を図る必要があるため、分析などに時間を費やす意味がある。

頻度が少ない場合、そもそも分析するためのサンプル数が少ないため、クリティカルシンキングである程度判断した上で、早めに決断する。

3.オプションで試す
不確定要素が多い状況下においては、決断に時間をかけても精度はあまり上がらないため、コストを最小にした試験運用(オプション)を行う。
こうすることで意思決定のハードルを下げることができ、行動に繋げていくことができる。

4.意思決定の期限を設ける
決定をすぐに行えない場合、決定に対して明確な期限を設け、それを遵守する。

期限を決めることで、限られた範囲で最善の選択を尽くそうという意識が働く。

重要なのは期限までに決定しようという考えでなく、期限までに決定するにはどうしたら良いかという視点。


どうか有意義でチャレンジングな日々をお過ごしください。

メンタリスト見習い カドマツタカシ

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