見出し画像

2021年、人事に復帰しました

株式会社ペイミーが新体制になるにあたり、人事とCSを兼務することになりました!

おいおいCSじゃなかったんかいという方もいると思うんですが(笑)入社エントリー以降全くnoteが書けていなかったので、そうなった背景や、直近の事情も踏まえた上での私のPayme事業への想いなんかも書き留めておきたくnoteを書いております。

人事を離れたのは、"人事屋さん"になる事への違和感

賛否両論あるかと思いますが、個人的には人事とか採用のことしかわからない、事業理解を積極的にしない人事は微妙だなと思っています。(その道のプロフェッショナルを貶す訳ではなく…)事業に興味を持たず、細分化された目標だけを追ったり、手段としての採用だけをやるのには違和感があるという意味です。

これは前職の大尊敬する上司の方からの影響も大きいかなと思うのですが、「人事はコストセンターだから、事業に貢献しないと価値がない」という意識が強くあります。

私が転職の際に人事での転職ではなく、CSポジションでの転職をしたのはこの意識があってのことでした。現場で事業サイドのことを深く理解した上でまたゆくゆくは人事になっていきたい、と思っての意思決定でした。

いい感じに自分のことをあきらめた2020年

詳細は割愛しますが、2020年はコロナの影響もあり自分の無力さを感じた1年でした。「自分って事業に対してこんなに貢献できないものなのか」としみじみ感じ、正直9月くらいは心が折れかけていました。

ただ、いろんな人達と壁打ちさせて頂いた結果「待てよ。そもそも私そこまで事業サイドで優秀じゃなかったな?人事が強みの人やん。」ということに気づけてから、色々と考え直して立ち直ることができました。(相談のって頂いた方々本当に感謝です🙇‍♀️)

人事としてPaymeへの貢献することはできないか?と会社の課題感含め経営陣とも相談した結果、年始から人事とCS兼務という形ではありますが、任せて頂けることになりました。

苦しくも楽しかった学生時代

そもそもなぜPaymeというサービスにこだわっているか?でいうと、私の生い立ちも絡めた原体験が関係してきます。

私は三重県の田舎で生まれ、公務員の父と専業主婦の母に育てられました。が、高2からわけあって父とは離別し母子家庭になりました。

偏差値も中の中で、アルバイトをしては友達と遊びほうける高校生活を送っていたこともあり、母は大学進学に猛反対。「就職の方が向いてるからやめておきなー!」と諭されたものの、B型の血か決められた事と反対のことをしたくなってしまう性格で、母の反対を押し切り自力で受験費を稼ぎ、1人で夜行バスにのって、東京まで大学受験に行きました。

無事推薦入試で合格したものの、誰が入学費を払うんだ問題で最後の最後まで揉めに揉め、環境を恨んだこともありましたが、なんとか母を説得し上京させてもらいました。(今はとっても仲良しです)

濃すぎた5年間の大学生活

奨学金を借り、週4~5回2つのアルバイトで生活費をまかないながらの大学生活でしたが、やりたいことは全部やろうと決めてどこにでも顔を出していました。

1年間の寮生活、友達とのルームシェア、経営学部の授業(だいぶ寝てましたが…w)、ダンスサークル、ゼミ活動、学祭、1年休学してのインド留学、スタートアップでのインターンと、とてつもなく濃い時間を過ごせました。

とにかくお金がなかったので、深夜のアルバイトで疲れ果てて朝玄関で寝落ちしたことに気づく、なんてこともありましたが、今振り返ってみると当時田舎の高校生からは考えられない生活にワクワクし、楽しさでいっぱいでした!

機会がない人たちの背中を押したい

じゃあなぜ、地方のそこそこ貧乏な家庭の私がこんな風に挑戦できたんだろう?と振り返ってみると、ターニングポイントにはいつも私の可能性を信じてくれて、背中を押してくれる人がいたことに気付きました。

家庭環境が悪化する中でも励ましてくれた人、大学進学の背中を押してくれた人、才能を認めてくれた人、留学先を勧めてくれた人、スタートアップでのインターンという選択をくれた人、人事としての私を褒めてくれた人、沢山の人のおかげで一歩踏み出すことができたなと。

そんな原体験から、恩返しの意味で私もお金や不遇な家庭環境による機会損失で挑戦できていない人へ何か手助けができる人になりたい。そんな想いと重なったビジョンを持つPaymeという事業に関わっていくことにしました。

今後成し遂げたい2つのこと

今、私には中長期的にやりたいことが2つあります。

1つめは、自身が活躍することにより、環境に恵まれなくても何かできるんだということを証明していくこと。2つめは、自分のように機会に恵まれない人たちの可能性を見出し、1つ上のステージにひっぱりあげたいということ。

今はまだまだ理想の形には近づけられていませんが、Paymeというサービスを通じて辛い中で頑張る人たちの背中を支え、一歩前に踏み出す機会を作っていきたい。人事のキャリアとしても、困っている人の力になりたい。

そのためにも今、まずは組織から立て直しを行い、事業をしっかりと伸ばしていける体制づくりを進めていっているところです。


2020は苦しいこと、悔しいことが多く立ち止まってしまったこともありましたが、自分の人生にとって大きな意味のある1年だったと思います。

2021は一歩ずつ着実に。明るく笑顔で前に進む年にしていきます!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?