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ANONYMOUS;CODE感想 ネタバレ注意

ANONYMOUS;CODE(以下アノコ)をクリアしたのでネタバレありで感想を書きます。
どうやら発表されたのは7年前だったようで、ファン待望の作品。
当時からめちゃくちゃに期待していて、楽しみで発売日にダウンロードするもゲームをする体力が激減しているのでクリアが遅くなってしまいました。

ネタバレなしの感想としては、素直に面白かったです。
ボリューム(キャラの掘り下げ、ストーリーや設定の補完)が物足りない感は否めないですが、ちゃんと科学ADVシリーズらしい、現実感のあるファンタジーでした。

直近で某原作者様がご乱心したようですが、私にとってはどうでもいいことなのでスルーします。作品に罪はない。(罪なんて言葉を使うほどのことじゃないけどw)

さて以下からネタバレありです。注意してください。

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クリアした人向け感想

めちゃくちゃに書き散らしてますのでまとまっていません。すみません。

ポロン君の第一印象はお調子者の口先先行ボーイでした。
物語を読むうちに、正しく真っ直ぐな心を持っている青年であり、大切な人の為に頑張ることができる主人公らしい主人公という印象に好転しました。
が、正義の心のバックボーンが描き切れていないような気がします。一体なにが彼をそこまで突き動かすのか?悪く言うと、主人公だから、と乱暴に書かれてる気がしました。
モモを救うため、という最後の目的に対しての頑張りならわかるのですが、序盤から普通あんなに頑張れないだろう…と思ってしまうのは心が年老いたからでしょうか。

また他のキャラクターの掘り下げも十分とは言えなかったと思います。
みんな個性的で無限に話を作れそうな気がするのですが色々な事情があったのかしら。追加コンテンツでもいいからもっとちょうだい。

これまでの科学ADVシリーズのネタがポツポツと入っていて良いですね。シリーズものの醍醐味です。
思い出せる限りで
・DaSH
・FrauKojiro
・ギガロマニアックス
・インパクト!(違うかも
・ダイバージェンスメーター
・アマデウス(言わずもがな
・ヴィクトル・コンドリア大学
・栗御飯
・世界線変動を認識できる特殊な才能
たぶん覚えてないだけでまだあったと思います。。

この中でもダイバージェンスメーターが出てきたのが意外というか驚きました。
(というかティザームービーにちゃんと映ってましたね…アンテナ感度低くなったな…)
確か数値は表示が崩れて見れなかったと思います。
これはシュタゲの世界線とは異なる(世界層の異なる?)物語なのかな?と思いました。もしくは最後の変動によってSG世界線に入ったとも妄想できます。
おそらく科学ADVシリーズはSG世界線を正史としたいでしょうから。

アノコのストーリーについてですが、トゥルーEDを見終わってから「え?これで最後???」とは正直思いました。まだ何か隠されてるEDがあるだろうと思うのですが未だ見つからず。
物語的にはこの切ない終わり方も正解なのだろうと理解しているのですが、個人的にはポロンにも記憶が引き継がれて欲しかった…!
とはいえRSという概念があるのでポロンも今後なにかしらのきっかけで思い出すのかもしれません。

アマデウス紅莉栖がモモのスキャン時に容量が大きいと言っていたのはなんででしょう。モモの前世の記憶とモモの記憶、加えて途中見ていたビジョン(RSに近いもの)が記憶として蓄積されていたからかなと思ってます。
もしかしたら上位層から送り込まれた高性能な脳なので容量が常人より大きいのかもしれません。

以下わからなかったポイント
・モモのARタトゥーはいつどこで誰が付けたのか
・トゥルーED最後に現れる意味深なあの装置
・銀河を入れるタイミングのライフゲームの枠が外側にも広がっている
→この二つは別EDのヒントかと思ってますがそんなもの存在するか不明
・ロザリアのサクラメントはどんなのだったんだろ
・受肉って結局なにがどうなることなの
・海外にワープするように移動してたけどどうやったの?ジュノ?
・遺体を動かすサクラメントって誰の?フェリーノ?
・セーブ&ロードのアプリは誰の差し金?上位層のポロン?観測者(プレイヤー)?

ほかにもあったような気がしますがこんなところかしら。

ところで「HOW'S IT GOING TO END?」ってトゥルーマンショーに出てきた女性のバッジに書かれていた言葉だったみたいですね。調べてみたらすぐに出てきました。
たしかにトゥルーマンショーとアノコは似た作品と言える気がします。
というか確実にオマージュってやつですな…。興味深い…。

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