「ドリップパック」
WEDNESDAY PRESS 048
旅に出ることが多い。
ホテルのチョイスは、ネット環境とマッサージの有無である。
以前は民宿などネット環境が整っていないところはあったが、最近はほぼ完璧で、マッサージの有無も次第に気にならなくなってきた。
現在は、室内の飲み物。
それもコーヒーである。
シティホテルではエスプレッソマシーン設置も多い。ビジネスホテルだと大半がドリップパックとなる。
僕にとってコーヒーは大きな課題である。
部屋にあるドリップパックのコーヒーの分量が気になる。
7グラム、8グラム、10グラムというのが多い。10グラムを超えるところはまず無い。
深煎り好きのは、どうしても物足らない分量となる。そこでふた袋を一つにして分量を増やすことが多い。だが、焙煎は中炒りか中深炒り。
その悩みを解消スリルために自宅でドリップパックを作ることにした。
豆を入れる袋、それを入れる平袋。それぞれを密閉するシーラーを購入。
自宅や事務所で飲んでいるブレンドを挽き、それを詰めるだけ。
袋の形状も円すい形や長方形などあり。
簡単にできる。12グラムから15グラム使う。
それをホテルの部屋でポットからゆっくりお湯を注ぐ、と常飲しているコーヒーに近い味わいとなり、それを飲むと気分が休まるというもの。
旅の目的や行き先によって豆の種類を変えることも可能である。
というわけで、旅の愉しみが増えたことになる。