I Have a Dream(24/1/16)

 私には夢がある。

改めてこの言葉を聞くととても素敵な言葉だなと思いました。マーティン・ルーサー・キング・ジュニアが人種平等と差別の終焉を呼びかけた英語の演説はこの言葉から始まります。

日本時間の２４年１月１６日に配信されているNBAの試合を見るとTシャツの胸に大きく「KING」と書かれていますね。キング牧師生誕記念日の１月１５日だからですね。NBAを見ているとこの日に特別な意味を置いて、人種差別や社会的不平等を是正するという意思表示を感じます。

 

わたしたちが日常的にバスケットボールを楽しむということの前提として、世の中が平和で平穏である。ということがあります。近年ですと新型コロナウイルスが蔓延していると、良い環境でバスケットボールをプレーするということが難しくなりました。

たとえば、政治的不安定、社会的差別、経済的不平等。
世界に目を向けると、戦争。

 

わたしたち大人がよりよい社会を築かないといけない理由は、未来への系譜だということです。大きなことできなくても、できる範囲でできることを最大限に行うということ。

 

令和６年能登半島地震が元日におこりました。自分自身にはできることは小さなことですが、自分自身の日常をきちんと丁寧に過ごすということが、やはり大切なことなのだと思います。世界の様々なところで不平等や不当な扱いを受けている人々がいていることは事実ですが、そういったことに思いを寄せながら日常を日常として生きるということ。

 

世界や社会、歴史に目を向けながら、想像力を働かせ精いっぱい生きることを、こういった機会に少しだけでも立ち止まって考えたいなと思いました。