長崎市長は高田明さんでいいんじゃない?
長崎市は2年連続人口流出全国ワースト1という不名誉な記録をつくった自治体です。私は五島と長崎市にしか住んだことがないし、県庁所在地であるから長崎市の動向はいつも注目しています。タイトルにあるように、ジャパネットタカタとV・ファーレン長崎の前社長である高田明さんに長崎市長やってもらった方がいいじゃないというハナシをします。
こないだの長崎新聞、長崎市議会である議員が人口減少に関して非常事態宣言をすべきじゃないかと質問していました。その是非はわかりませんが、田上市長は人口問題は特効薬があるわけではなく、複合的な取り組みが必要と答弁してたとか。
ぬっるいこと言ってんなあ。だからここまで悪化したんだよなあというのが感想です。田上市長の言うことはたしかに正論なのですが、経営の観点からすると長崎市の対策は中途半端な取り組みを並べてるだけです。中途半端なことやっても中途半端な結果しか得られません。移住や定住については全国的な人の取り合いになっているのに、そんなことじゃ他の自治体に勝てないのは当たり前です。そうであれば県内で人口が社会増してる大村市、佐々町、五島市はどうなるの?となります。平穏なときには目立ちませんでしたが、危機的な状況になった現在、行政マン出身市長の限界が見えたなあって感じです。
長崎市は大型複合施設のMICEや新幹線つくって状況を好転させようと考えているのでしょうが、こちらも悪手としかいえません。なぜならどちらもすでに手あかがついた後追い企画だからです。もっと言えばオワコンです。アイデアもない状況で全国の競合に勝てる気がしないし、観光は今回の新型肺炎が示したとおり真っ先に影響を受けます。実際に、九州でひとり勝ちの福岡市にいちばん人を供給しているのは長崎県というデータがあります。このままじゃ、新幹線に乗って福岡に移住しますよ。
いまの長崎市政に必要なのは経営感覚です。(あ、これはどこにも言えることなんですけどね。長崎市はとくにヒドイ)行政は基本的に平均的なことしかできません。そのなかからプライオリティを決めて目玉事業に力を入れるのは、経営感覚がある人財じゃないとできないのかもしれません。なので、一代で巨大企業をつくり、万年赤字のサッカーチームを立て直し、全国的な知名度がある高田明さんが適任だと思うのです。もちろん高田さんも既存の資源、たとえば三菱重工であったり、観光事業は活用するはずですが、必ずリスクヘッジも考えながら動くでしょう。
あ、70歳越してますが大丈夫ですよ。実際、お若いですもん
ちなみに、昨年市長選で次点だった長崎北高の先輩である(会ったことはないけどFbでつながっている元官僚)橋本剛さんは、市長よりも国政で能力を発揮すると考えます。先輩すいません!
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