会社に入ったら
どうも。大阪人です。
台風、意外に大変じゃなかったですね。割と電車も動いていて、うちの会社も7割くらいは出社できて、まさかの通常運営していました。
さて、今はひとつの会社で一生過ごす時代ではないと言われています。長寿な大企業では一生同じ会社ということも全然あると思いますが、多くの会社は物理的に難しくなってきています。
それに、給料も上がらなくなっていますから、おのずと起業だの副業だの複業だのと、働き方、生き方を自分で考える必要が出てきています。
そんな時代ではありますが、僕は会社に入った以上、是非やって欲しいなと思うことがあります。
それは、騙されたと思って会社のやり方に従うことです。つまり、会社のYESマンになれということです。
自分の頭で考えるのは、数年間働いてからでいい。
なぜなら、最初から自分の頭で考えると、その会社が培ったノウハウを吸収できないからです。
多くの場合、僕らの頭で考えることくらい、会社の歴代の従業員たちがとっくに考えています。
そして淘汰されています。
今の会社に残っているノウハウは、幾重もの淘汰の末生き残ったダーウィン的なノウハウなのです。
それを学ばないなんて、もったいない。
「会社がやってること効率悪すぎ。バカしかいない。」と思うなら、なおさら真剣に取り組んでみてほしいと思います。
それくらいやり方が肌に合わないなら、おそらくあなたは試したこともないはず。愚直に試してみて、どんな結果になるかその目で確かめてみてほしい。
と、ここまではマクロな話です。つまり、不特定多数の読者に向けた話。
この文章は、実際には存在しない大衆に向けて書いたものであって、今この文章を読んでくれているあなたに対して、個人的な意見を伝えているわけではありません。
マクロな話とミクロな話は違います。
僕は物事を考えるときに、いろいろなフレームワークで考えます。そしてそのときほぼ100%使うのがこのマクロな視点とミクロな視点です。
これを使うと、だいたいどの話も真逆の結果になります。
マクロな話というのは、いわば統計的に正しい話ということです。家計簿をつけると浪費が減るということが統計的に示されているなら、お金を貯めたい人には「家計簿をつけるといいよ」とアドバイスします。しかし、僕自身はお金を貯めたくなっても家計簿は絶対につけません。過去何度もトライしていますが、毎回出費が増えるからです。最終的には自暴自棄になります。
これは、個人的な分析ですが、僕はストレスがたまると浪費をする性格です。これは100%間違いありません。ずっとそうです。ポチらずにはいられないんです。プレッシャーのかかるプレゼンの前日とかはだいたい高級品を買ってしまいます。そして、僕にとって何かを記録するという行為は死ぬほどストレスフルなのです。めちゃくちゃイライラします。記録をスムーズにするためにアプリを試したり、習慣化のための工夫をしたりといろいろやりましたが、まあ耐えられません。じゃあ僕に効果があった節約方法は何かというと、楽しい仕事に就くことでした。僕は今の仕事についてからウソのように出費が減りました。お金を使わなくても毎日が楽しいからです。
こんなことを言うと、ネットでは「n=1」と言ってディスられます。つまり、個人的に成果があっただけでみんなには当てはまらないことを発信するなということです。
確かにね。みんなへのアドバイスみたいなタイトルで出す記事や動画なら、普遍的な情報のほうがいいでしょう。つまり、マクロな視点です。統計的に正しい情報。
しかし、自分事や、親しい人に個人的なアドバイスをする場合だったら、統計的な正しさにこだわってはいけません。めちゃくちゃ個人的な解決策を見出さなければなりません。
話を仕事の話に戻しますが、ミクロな視点で見ると、会社のやり方に従わず、自分の頭で考えて我が道をチャレンジする価値はあります。あなたが大成功を収める可能性があります。
でも、まぁ、せやな。
とりあえず会社のやり方を学んでコツコツやってみーや。
あなたもきっと、僕と同じように平凡な人間やから。知らんけど。
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