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ヤキモチ妬きのあなたは、「優秀なサル」なのだ
ヤキモチって、妬いたことありますか?
わたしは、あります。人並み程度かな。
たとえば、パートナーが異性のお友達と仲良くしてたり、褒めまくってたりするとき。
こういう話題では、よく「自分磨きを頑張ろう」という記事を見かける。そうやって頑張るのも、それはそれでもちろん素晴らしいことだとは思うけれども。
もっと「ヤキモチ」の根っこの部分にあるものを、見つめなければ。
そこでわたしは、こんなことを考えました。
おサル社会の妄想
サルかチンパンジーかボノボかというツッコミは、一旦なしで。
ここでは、人間の祖先にあたるものを仮に「サル」と呼ぶことにします。
「サル」の社会は、一夫多妻制です。
メスたちは、強いオスの子孫を残したくて、強いオスに群がります。
メスAは、ヒトでいうヤキモチ妬き。子どもの父であるオスがきちんと子どもの世話をしてくれるように、そして他のメスがオスに近寄れないように、オスの近くにいようとします。
メスBは、自由人(自由ザルだ)。「他のメスのとこに行ってもいいのよ」と、大人の余裕をかましております。
結果、どうなったでしょう。より多く子孫を残せたのは、メスAのタイプだったのです。メスBは、長い時間をかけて淘汰されていきました。
ヤキモチ妬きのあなたは、「優秀なサル」の末裔なのだ
ヤキモチは、わたしたちがまだサルだったころ、なくてはならない大切なものだったのです。
ヤキモチ妬きのじぶんのことを「優秀なサルAの末裔」だと思ったら、「えっへん」と誇らしい気分になれるかも(わたしだけ?)。
「気が遠くなるほどの長い時間をかけて、今を生きるわたしの性格が形づくられているんだ」と考えると、なんだか気持ちが楽になりませんか?
ヤキモチ妬きというと、悪いイメージを持ちがちだけれども、
ほんとうは、ヤキモチに良いも悪いもないのです。ただそういう性質なだけ、なのです。
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