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強き者を認める強さ
先日、将棋の羽生さんがインタビューに答えていた。
天才・藤井聡太さんが八冠のタイトルを全て取ったことに対してもうひとりの天才羽生さんが彼を評して
「将棋界の歴史の中でも特異な存在だ。現在の実力を考えると八冠独占も全く驚くべきことではない。」
と言っていた。
「かつて七冠を達成した27年前の羽生さんと、今の藤井聡太八冠が対局したらどっちが勝ちますか?」といういささか意地悪にも感じる記者の質問にも
「全然かなわないです。全くかなわないです。」と屈託のない笑顔で答えていた。
僕はそれを見て、なんて凄い人なんだろう、羽生さんは。
と思った。
羽生さんもまだ現役プレイヤー。そして、長い間将棋界を引っ張ってきた自負もあるだろう。
しかし、自分とは一回りも二回りも年下の男に対して、素直に負けを認めている。
加藤一二三(ひふみ)さんなら、私の方が神童だったんですよ、位は言いそうだ笑
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