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宅建合格の恩返し 私の勉強法〜①最序盤〜

早いもので一年が経ちましたが、私は昨年無事に宅建士試験の合格を果たすことができました。

私は宅建とは無縁の製造業で働く30歳です。
無知識で4ヶ月前から勉強を始め、計1日1時間の勉強を計120時間です。
これは、かなり短期短時間で合格できた方だと思います。

そんな私が実践した勉強法をお伝えし、恩返しになればと参考にさせていただいた記事をご紹介したいと思います。私なりのアレンジが多いですが。

今回は最序盤にしたことをお伝えします。

参考にさせていただいたブログ
https://box-note.com/%E7%8B%AC%E5%AD%A6%E3%81%A7%E5%AE%85%E5%BB%BA%E8%A9%A6%E9%A8%93%E3%81%AB%E5%90%88%E6%A0%BC%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AE%E5%8B%89%E5%BC%B7%E6%B3%95%E3%80%90%E9%81%8E%E5%8E%BB%E5%95%8F/ 箱男の手記 独学で宅建試験に合格するための勉強法【過去問がすべて】

とりあえず問いてみる。

多くの方がブログに書いていることは「問題」を解くことの重要性です。
宅建に限らず、問題をこなすことは鉄板の学習方法だと思います。

宅建を学ぶ私にとって、未知の塊にいきなり挑戦することには戸惑いがありましたが、
過去問問題集と教科書的なテキストを購入していたので、とりあえず一番直近の過去問に挑みました。

当然結果は散々で、50点満点のうち概ね36〜37点が合格ラインと言われますが、最初の過去問は14点でした。
四肢択一のため、当てずっぽうでも12〜13点は取れますが、正直一問も正確に理解できませんでした。
これが私の学習の始まりとなりました。

正直、こんなもんだろうと思いました。
先日の内容で触れていますが、宅建学習のきっかけは不動産関連の知識を得ることであり、受験に興味もなかったからです。


時間は有限ですので効率的に学ぶ方法はないかと考え、行き着いた先が前述のブログです。

問題集の解説に価値がある。


とりあえずの過去問を問き終わったあとは、教科書的なテキストを読み始めましたが、30分でやめました。

頭に入る気がしないからです。多くの方はそうだと思います。
つまらないので、初日の勉強はここで終わりました。

次の日、もう一度同じ問題を問いてみました。
結果は15点。

解説も読んでいないので当たり前でしょうか。あまり変わらない点数でした。

「解説が重要」

そういうこともブログに書いていたなと思い出し、
億劫な気持ちを堪えて、解答につらつらと記載されている解説を読むことにしました。


ここで気がついたことは、四肢択一の選択肢それぞれの○✕には、はっきりとした理由があるということです。

その解説の意味もよくわかってはいませんでしたが、自信満々に「だから違うのです。」「正しい記述です。」と書かれています。
そこまで言い切られると、無理やり納得させられる感覚でした。


ここからひたすらに同じ問題を繰り返し、一週間後に42点を取りました。
当たり前ですが、同じ問題ですから解説が頭に入っていくほど点数は高くなります。

正解した問いでも意味すらわからない法律用語のほうが多いですが、正解は正解なのです。

もうこの時点で、
「相続による不動産の取得には、不動産取得税は課されない。」
という今まで知らなかった知識が刻み込まれました。

忘れようとしても忘れられないレベルです。同じ文章を8回も見ているので。
たったこれだけの情報ですが、私には非常に有意義でした。

過去問集を買っていてよかったと思えたのはこのときです。
宅建の雰囲気だけは十分に味わえましたから。




ここまでが、最序盤にしたことと私の心境になります。
やる気スイッチはまだ入っていない段階ですし、
すべて実話ですのであまり面白くなかったもしれませんが、参考になれば幸いです。


よろしければ、また次回。


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