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詩集「うみがめ 宇宙を泳ぐ」あとがき

 アウトドアというのは、おうちのドアがあってこそできることです。わたしはおうちのない「ドアレス」でした。精神病院に入院もしました。そうしてむちゅうで歩いていくうちに…。
 しあわせなやすらぎがやってきて、つつんでくれました。
 そして病気が治ってしまったのです。
 これからも旅は続きます。ゆっくりいきますね、にこやかに歌いながら。

(中略)

 願いをかなえて出版してくださった燦燦舎の鮫島亮二さん、こころから感謝いたします。
 燦燦舎のさめしまことえさん、かわいいうみがめさんの表紙を描いてくださって、とってもうれしいです。
 作曲してくださった音楽家の丸尾めぐみさん、ほんとうにありがとうございます。曲を聴いてうち震えました。
 妹の三村伸子さんには、いつも心をささえてもらい、適切な助言をしてもらって、感謝のきもちでいっぱいです。
 魂の友・坂口晶子さん、わたしが原稿を書き直すたびに真っ先に見て、すべてわかってくれたうえで意見を言ってくれて、おもいっきりありがとう。この詩集を、だれよりもまずあなたに贈ります。

 かみさま
 全宇宙をおさめるおかたよ
 わたしが書いた人間の言葉に
 あなたの言霊を宿してください
 読者お一人おひとりに
 あなたが語りかけてください
 あなたの光とやさしさに
 みんながつつまれますように
 かみさま ありがとう

 出会えたあなたに
 読んでくださったあなたに
 こころからありがとう

 世界中しあわせになぁれ!


  2023年 さわやかな秋の日に
     坂口雅司🐢

(上の写真の袋は、都城市立図書館でのワークショップで作りました)

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