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パッションフルーツのケイク・デ・ジルにリベンジ
サリュー!ケイチェルおじだよ。
1週間の夏休みで、紅茶のシフォンケーキ、バナナケーキ、フィナンシェとスイーツ作りをしてきたけど、最終日の昨日はパッションフルーツのケイク・デ・ジルにリベンジした。前回2ヶ月前に作ったときの記事はこちら↓
このときはフルーツのピューレを作るのも焦がしバターを作るのも初めての経験で、とにかく余裕がなかったし、何よりココナッツファインがなくてココナッツパウダーで作るという不本意な作り方になってしまった。
結果、まあ美味しいケーキはできたものの、やはりふわふわ感のない、レシピ元の写真とは違うものができちゃった。
レシピ元のフルーティエール・ジャポンのケイク・デ・ジルは、本当はどんなケーキなんだろう?ってモヤモヤがずっと消えなかったので、今度という今度はTOMIZでココナッツファインとパッションピューレを買ってきて、レシピ通りを目指してみることに。本当は生のパッションフルーツから作りたかったなあ。
前日の夜にココナッツファイン50gとパッションピューレ30gを合わせて冷蔵庫で一晩おきます。
翌日、作業開始。材料はレシピのきっかり半量です。
今回は100均のアルミ製ミニパウンド型を使います。本当はプリン作ろうと思って買ってあったんだけど、使い道なく棚の奥に眠ってたやつです。
まずは焦がしバター作り。さすがに3度目なので慣れてきた。今回はパチパチ→大きな泡→カプチーノっていう流れになってくれたので作りやすかった。
色も綺麗な焦がしバターに。少し多めに作って33gきっちり計量。温度計で45度になるのを待ちます。
ちなみにこの温度計、ダイソーで400円で売ってたんだけど、バターに刺した瞬間ピッて測ってくれるのかと思ったら、水銀式のやつみたいに徐々に表示が上がっていくのね… デジタルの意味ないやん。
↑ふるっておいた薄力粉24g、ベーキングパウダー1g弱、粉糖50gに、卵液60gと焦がしバター33gを入れます。今回は卵液もしっかり測った。
↑しっかり白っぽく乳化するまで混ぜます。
最後にココナッツファインとピューレを混ぜ合わせたものを混ぜて完成。作るの2度目だからか意外と簡単に感じた。
これをレシピの指示通り、170度のオーブンで40分焼きます。
いつもならここで片付けして、ふう終わったーってゴロゴロするところだけど、今回はシロップ作りをします。水75gにグラニュー糖50gを一煮立ちさせて溶かし、粗熱が取れたらラム酒50gと合わせます。レシピではグランマルニエだけど、ないのでラム酒で。
40分後、竹串チェックしてみたら何も付かなかったけど、やや焼きが甘い感じがしたので、さらに170度のまま5分追加しました。
焼き上がりがこちら↓
今までのパウンドケーキのなかで1番形良く焼けてる気がする。やはり型がアルミ製だから横に広がらなかったのも大きいんだろうな。
刷毛でシロップを塗ります。
シロップ塗ると黄金色に輝いて美しいケーキになった!
すぐさまラップでくるんで香りを閉じ込めます。
翌日の今日のお昼ご飯代わりに食べました。粉糖振ろうかどうか迷ったけど、せっかくの黄金色がもったいない気がしたのと、余計な甘みでパッションフルーツの味が薄れるの気がしたので、粉糖はなしで。
前回とは違い、グニャッとした感じはなく、ケーキらしくフワフワになってました。形も高さのあるパウンドケーキらしい形で成功と言えそう。
肝心の味のほうは、すごく美味しいです。カステラみたいなふんわりしっとりな食感に、甘すぎずそれでいてフルーティな風味のケーキになりました。
強いて言えば、前回よりパッションフルーツの酸味が物足りないかな。ココナッツファインの食感がほんの少しジャリっとしたところがあったのでピューレをもう少し増やしてよく混ぜたほうが良かったかもしれない。
おそらくかなり正解に近いケイク・デ・ジルができたんじゃないだろうか。しかし改めて考えると、ココナッツパウダーを使ってモッチリしてしまった前作も、あれはあれで美味しかったと言える。もう「ケイク・ド・ケイチェルおじ」っていうオリジナルケーキってことにしとこう。
ちなみに「ケイク・デ・ジル」は「トロピカルケーキ」ってな具合の意味だから、パッションフルーツじゃなくてもマンゴーやパイナップルなどを使ったケーキでもいい。いつか別のトロピカルフルーツで作ってみたいね。
(追記: テーマ画像を2日目に粉糖振ったものに入れ替えました)
おわり。
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