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パッションフルーツのCake des îles ~ココナッツと焦がしバター風味

やあ、みんな。週末スイーツおじさんこと、ケイチェルおじだよ。

人生7回目のスイーツ作り、おいたんもそろそろスイーツ戦士beginnerからnoviceにレベルアップしてもいい頃じゃない?昇格バトルに相応しいスイーツはないかな?って考えてた矢先の先週末、ちょうどよく弟夫婦からパッションフルーツ🥭が送られてきたんだよね。

パッションフルーツのお菓子っていろいろあるけど、とりあえずケーキを調べてたらなかなか良さそうなレシピが見つかりました(パウンド2本って書いてあるので、半量で作ることに)。

ケイク・デ・ジル(Cake des îles)はフランス語で「島々のケーキ」って意味だね(ケイクは英語由来だけど)。調べてみたら、フランス語のレシピサイトにもいろいろ載ってて、パッションフルーツ以外にもマンゴーやパイナップルなど、何かしらのトロピカルフルーツを使ったケーキのことをケイク・デ・ジルと総称しているようだ。南の島のケーキってことだね。

ありきたりなパウンドケーキではつまらないけど(初心者のくせに偉そうw)、レシピを見てみると、パッションフルーツをピューレにしたり、ココナッツファインを混ぜたり、焦がしバターを入れたりと、今までに経験したことのない工程も目白押し。ふーん、楽しませてくれそうじゃん、と指をポキポキならしながら謎の自信を見せるケイチェルおじ。

ちなみにおいたんは、ウォーキングのお供に『ドラクエウォーク』をやってるんだけど、低レベルのくせに強敵に挑んで全滅することがよくあるんだよね。後から考えると、このケイク・デ・ジルへの挑戦も明らかにそのパターンだよな…

今回は「ロトの剣」こと、Braunハンドブレンダーの出番はない。だけど、近所のダイソーにもキャンドゥにもなかった温度計を、ついにセリアで見つけたのだ!これさえあれば勝てるっしょ。☆3武器を手にしただけなのに、なぜかそう思ってしまった。

レシピを見ると「ココナッツファイン」なるものを使用するらしい。ココナッツパウダーのことかな?それなら近所のスーパーに売ってたなって思ったレベル8のおいたんには、ココナッツファインとココナッツパウダーの区別がついていなかった。多分、ちがうよね…

工程①前日の夜に仕込みが必要ってことで、まずパッションフルーツピューレを作る

とりあえず2個を半分に切る。

ちなみに、パッションフルーツの食べ方を知らない人って案外多いのかな。以前、職場の飲み会で、トロピカルカクテルか何かを頼んだ女性が、カクテルについてきたパッションフルーツの種をボリボリ食べてたんだよね。種は噛まずにつるんと飲み込むんだよ!って言っても、「嘘だあ」って信じてもらえなかった(´・ω・`)

ピューレ作るときは中身をこし器でこして、砂糖と一緒に温めます。

砂糖が溶けたら、氷水で冷やします。ボウルがないので苦肉の策( ˘ω˘ )

ココナッツパウダーと混ぜ合わせます。

ここで、計量して気づいた。パッションフルーツのピューレが全然足りないじゃんって。さらに3個追加してもう一度ピューレを作るハメに。

よく考えたら、最初から多めに作っとけば良かったんだよね。余ったら冷凍して他のスイーツにも使い回せるんだから。この辺がスイーツ戦士としてのレベルの低さやね。

なんとか分量を満たして混ぜたのがこちらです↓。これを冷蔵庫で一晩置くみたい。

工程②:さて翌日。いよいよ焦がしバターを作るよ。フライパンでバターを熱してたらこんな感じに↓

キッチンペーパーとこし器でこします。

できた焦がしバターがこんな感じ↓

焦がしバターの作り方を書いたサイトに出てた色合いと同じくらいや!たぶん成功してる。ここで新武器、温度計の出番!45°Cまで温度が下がるのを待ちます。

工程③:焦がしバターが45°Cになったら、粉糖小麦粉ベーキングパウダーをふるったものに焦がしバターを流し入れ、卵液も入れて、乳化するまで混ぜます。

↑左は冷蔵庫に一晩置いたピューレとココナッツパウダーを混ぜたもの。次にこれを混ぜようとしたら、アイスみたいに固くなっててビビった。とっさの判断で10秒レンチンしたらムース状に戻りました。

工程④:無事に全部混ぜて、Mサイズのパウンド型に流し込んだらこうなりました。

これは期待できそう。レシピ通り170度のオーブンで40分焼くと、このような良い感じの焼き上がりに。

ただ、ここで一つ問題が。パウンドケーキだったら、常温で置いといても大丈夫よね。だけどこのケーキの場合、どうなんだろう。とりあえず冷蔵庫に入れて、翌日から食べ始めることにしました。

翌日、パウンド型から出してみて驚愕。前日の半分くらいの大きさに萎んでるんですケド…

とりあえず、粉砂糖ふりかけて、カットしてお皿に乗せてみる。

ん?

美味しそうではあるけど、想像してたのとはなんかちがう。背が低すぎない?

おかしいな、レシピ元の画像はこうなってるんだけど↓

外側にシロップをうつ工程を省いたとは言え、似ても似つかない何かになってしまった。

味の方は、まあ美味しいよ。だけど、カヌレみたいなネチっとした食感の、ケーキというより何か別のお菓子を食べてる気分だ。他にちゃんとしたケイク・デ・ジルを食べたことがないから何とも言えないけど、レシピ元の写真見る限り、絶対に違うものだよな…。もしやケイク・ド・ケイチェルおじっていう新しいお菓子を作ってしまったんじゃなかろうか。

原因はやはり、ココナッツファインじゃなくてココナッツパウダー使ったことかなあ。それとも冷蔵庫に入れたことか?

一応2日目は常温に戻して食べてみたんだけど、あんまり変わらず。まあ美味しいからいいけどね。

次はココナッツファインを使ってリベンジしたいと思いますが、パッションフルーツを生で食べるのが美味しすぎて、リベンジする前になくなってしまいそう(笑)

おわり。


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