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34歳、キリも良くない年齢で。

30歳でも35歳でも40歳でもない、少し中途半端なこの歳に、ひとつの挑戦を決めた。

42Tokyoというフランスはパリ発のエンジニア養成機間で、フランスにおける「教育現場の壊滅」という大きな問題に直面があり、ITエンジニアとして雇用されるために、厳しい学歴フィルタが存在している中で、待ったをかけるべく、実業家ザヴィエ・ニエル氏が個人資産を投げうって始まったプロジェクト。
2021年6月DMMによる誘致で日本でもスタートしました。

Piscine(フランス語でプール)と評される名物の2次試験は26日間×24時間のピアラーニング。
課題が出され、24時間の中でひたすらに試行錯誤して答えらしきものに向かって泳ぎ続けるスタイル。

参加者の全体数はまだ見えてないけどおそらく100人くらいは参加していそうな雰囲気。
コロナの影響もあって完全オンライン参加が可能になって初めての開催のよう。(一方で世界的にはオフライン参加を推奨する流れがあり、今後はわからない。)

合格率は低い。軽く難関国家資格級。
■受験状況と合格率
開校から1年の総応募数は14,091人となり、合格者は571人。Piscine突破率はわずか4.05%となりました。
42Tokyoサイト
参加者の属性の分布と近いと思われるが
今回は社会人、女性も全然いる感じがしている
■合格者の属性(年齢/性別)こ合格者の属性は男性が8割、年齢分布は20~24歳が最も多く、次いで25~29歳が多い結果となりました。
42Tokyoサイト

本当は、なぜこのタイミングでエンジニアになるべく挑戦することにしたのかを人生のテーマ「身体感覚の拡張」を元にツラツラ書きたかったのだが、想像の5億倍難しく、余裕が1mmもないので割愛します。終わったら振り返りとして書きます。

34歳は、若いけど、若くなく、脳みそはしっかりと吸収のピークを超えて老化に向かって全速力。

僕の人生にとって、これから先、今が、1番若い。(当たり前なのだけど)

なんだかんだ色々やってきてしまったから、今の僕のパフォーマンスは延長線上にある。

テーマを忘れず、目的をぶらさず、手段を目的と勘違いしないように、と思った時に、このタイミングしかなかった。

もちろん、このチャレンジに向けて随分下準備もした気がするし、何よりも理解して応援してくれる家族と仲間があってのこと。

とにかく26日間。泳ぎきる。
諦めずにやりきる。応援してくれる全ての人への感謝。
そして、これから先、34歳を迎えるかもしれない人の、未来の挑戦への種蒔きになったら、尚良い、幸せだ。

己の出来なさを知る絶望と、10代20代に揉まれる興奮の、Day1。

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