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友達の境界線

PEING質問箱で、友達は多い?少ない?何人いる?と聞かれることがある。困る。

友達と友達未満の境界線がはっきりしないから。

長い時間を過ごした旧友と数十年ぶりに再会し、それをきっかけに頻繁に会う関係に戻ることもある。こういう場合は、一旦友達じゃなくなった元友達が、また友達になるのか。元友達、前友達、現職友達何人みたいな管理はいるんかな。

40人クラスで、この7人は友達だけど残りの33人は違う、みたいなのもなんか違和感ある。友達という言葉が友達未満を作り、排他性を作ってるような気がして。喧嘩をしたときは一時的に−1でカウントする?友達と友達未満の境界線をはっきりさせることってそんなに重要?

親友という境界線も人を苦しめることがある。親友がいない自分はダメな人間なのでは、と自分を責めてしまったり。SHIGE姐さんも今日書いてたが、私にも思いあたることがある。

友達何人いますか?親友はいますか?は、あいまいかつ、時に暴力的な質問である。

私は、特定の人と長く付き合うことにそれほど執着はないが、その時その時で心地よいコミュニティがあることは必要で有意義だと思う。固定化された関係をカウントしなくても、流動的な人間社会の中で居場所を見つけられる技術があれば十分だよ。


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