見出し画像

#鶴亀短歌


若き日の英雄気取りのこだわりが
執着だったと気づく父の死



八十を二つさば読む母の手に
一時外した結婚指輪



上座かみざどこ座布団抱え母に聞く
四十九日の夏の吾子かな




【企画概要】

【鶴亀短歌マガジン】

【鶴亀杯全首一覧】



励みになります。 大抵は悪ふざけに使います。