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断捨離のあとに残るもの

先週、海外からの引っ越し荷物が届いた。
海上輸送と通関で、荷出しから2ヶ月かかった。

Mサイズの段ボール6つ+ゴルフバック2つ。
帰国便で持ち帰ったスーツケース2つを合わせて、我が家の家財道具一式となる。

子育ても終えた30年夫婦としては極端に少ない方と思う。
海外からの転居にも関わらず、引っ越し費用は20万円未満で済んだ。

日本→香港→マレーシア→日本と、引っ越しするたびに断捨離を進めてきた結果、こうなった。

日本出国時に全ての家具家電を処分。
南国生活で不要な冬物衣類もほぼ処分。
紙の本も処分して必要なものはKindleで買い直す。
食器や調理器具などの雑品もミニマム化。

賃貸主義の転居族は、移動を繰り返す狩猟民族のようにミニマリスト化していくのだろう。

新しいモノを手に入れる興奮よりも、移動や処分の煩わしさが脳裏をかすめ、モノを買わなくなる。

それでも買う必要があるときには、古いモノを等量捨て、トータル物量が増えないように保つ。

そうこうしているうちに、本当に必要なモノ、磨かれたモノだけが手元に残っていく。


昨日やっと段ボールを開梱し、そんな磨かれたモノたちと2ヶ月ぶりに再会した。



布袋さん(大・中・小)は、ソーラーパワーで首と団扇が動く。

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