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外国のお菓子

外国のお菓子大体まずい。
語弊があれば、日本人の味覚に合わない。

外国に住むと、気候・インフラ・清潔さ・安心等、日本に比べて我慢しなければいけないことが数多くあるが、食べ物もそのうちの一つ。食べ物の中でもお菓子は最たるものかもしれない。

もちろんGODIVAのチョコレートやハーゲンダッツのアイスクリーム等、美味しいものもある。カカオ等、高級な素材をふんだんに使える価格設定なので当然だ。しかし、そんなものはそうしょっちゅう食べるものではない。

地元スーパーでお気に入りのお菓子に巡り合うことはほとんどないということ。以前、ヨーロッパに住んでいた時にはプリングルス(塩味のみ)とキットカット(ノーマルのチョコレートのみ)以外、ほとんど口に合わなかった。そもそも品数が少なく、一尺の棚が全て同じフレーバーのポテトチップスだったりする。味も甘すぎたり、逆にほとんどなかったりで...

外国人を日本のスーパーマーケットに連れていくと、お菓子の品数の豊富さに狂喜し、ハイチュウなんかを山ほど買って帰る。そういうのを見ると、日本のお菓子メーカーの優秀さを思い知らされる。

優秀なお菓子メーカーを支えているのは、それ以上に優秀な素材メーカーだ。スーパーで並ぶようなお菓子に欠かせない調味料、香料等のメーカー。調味料では言わずと知れた味の素、香料では高砂香料等のグローバルプレーヤーが、世界一厳しい日本人の味覚にあったフレーバーを日々開発してくれている。フレーバリング技術では日本は世界で群を抜いていると思う。

他にもある。不二精油はアイスクリームのコーティング用チョコレートでナンバーワンシェアの油脂企業。パリッとした食感、トロけるような口溶け等、コンセプトによって油脂の配合を変えることで、味だけではなく食感の違う様々なタイプのチョコレートアイスの開発を助けている。例えばパルムは、チョコレートの融点を中のアイスと同じに調整してあるので、口内でアイスと一体でとけるらしい。

これらの素材メーカーは日本のお菓子メーカーにとって、「インテル入ってる」のような欠かせない存在といってよい。


外国のお菓子はこのような小技が効かずに大味である以前に、受け入れ難いのが色、見た目。蛍光色のケーキ、青色のグミ...。特にひどいのはアメリカ。


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お菓子をくれたらいたずらしそうだ。

うまい棒でよいので、日本製にして欲しい。


締切までに今度は美味しそうなのを、もう一本出します。

【企画概要】10/30まで

#おかしをくれたらおかえしするぞ
おかしにまつわるエッセイ(日記っぽくても、ぼやきでもなんでも!)
スキなおかし、想い出のおかし…おかしに関することならなんでもOK!







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