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NY-Dow エリオット波動分析No.825(11/01-19:06)


 2022年10の月、ナンチャラ・ショックなどそうそうないわけですが、$28,660を付けに行った10月13日頃には一旦、戻した後にスンゴイの、あるんじゃないかと考えましたが・・・そうでもないと。与太話の一つでも飛ばしたいところですが、時間もないので簡潔に(笑)。

 さて長期的なチャートからは、リーマン・ショック以降の上昇は(Ⅴ)波中Ⅴ波中⑤波と考えます(既述)。(1)波~(5)波により構築されるこの波は現在、今年1月5日$36,952にて「全ての上昇行程を走り終えた可能性」を内包していると考えます(既述)。


 8月16日$34,281~10月13日$28,660の下落が5波動構成を描いた際は、61.8%戻しである$32,133程度までの戻りを示現した後、急落といったイメージを持っていましたが、現時点、それを否定する上昇が具現化、これまでのカウントについて再考を促していると理解します。

 だとすると・・・1月5日$36,952以来の仮想(1)波は完了しておらず、今だ継続中とするカウント。

 ★$36,952以来の仮想(1)波は、a波~e波により構築されるスターティング・ダイアゴナルを描いており、現在はそのd波によるリバウンドが形成されているとまずはそう考えます。

 ★「いや、そうではないよ」とするケース・・・alt.2について、2020年3月23日$18,213以来の仮想(5)波は未だ完了しておらず、それはa波~e波によるエンディング・ダイアゴナルを形成中とするカウント。$36,952はそのc波までの行程であり、現在はそのd波完了~e波スタートとのラベリング。

 ★現時点・・・決して好むわけでなく暫くの間、両カウントを並走せざるを得ないと考えます。


 10月13日$28,660以来の上昇波形は現時点、衝撃波的な特徴を内包していますが、これが今後の展開で5波動構成を確認できると、それはalt.2への移行を暗示するサインと考えます、留意を。

 ★上記を知り置きながら、それでも$28,660以来が(1)波中d波であるならば、それは.a波~.c波による3波動構成により描かれると考えます。

 この考えに従えば・・・$29,614以来は.c波による上昇と考えます。ⅰ波~ⅴ波により描かれるだろうこの上昇は現在、そのⅲ波最終局面と見受けられ、ⅳ波による「限られた調整」はいつ生じてもおかしくないと考えます。

 ★$32,889高値現在、目先は$32,523、$32,411、そして$32,298は強くかつ重要なサポート。下限を守る限りにおいて、仮想ⅲ波による上昇指向は担保されると考えます。なお上昇時、目先は$32,954、$33,078は強いレジスタンス、ⅲ波完了~ⅳ波への転換点を迎えて自然な水準と指摘できると考えます。

 ★さて今後・・・仮にこの上昇が(1)波中d波であるならば、それは仮想c波の76.4%~78.6%戻しに相当する$33,880~$34,030水準を上値限界値と考えます。

 ★逆説的に言えば今後、上記上限を超える・・・あるいは$28,660以来において明確な5波動構成が確認されると、それはalt.2への移行を暗示する色濃い暗示と考えます、念のため。

(長浜-株式寅さん)

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