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225先物 エリオット波動分析No.882&与太話(2023/01/08-16:05)

 私は別段、将棋に詳しいわけではありませんが、「羽生善治氏(九段)、藤井聡太氏(王将)に挑戦」との報道に「羽生さんが挑戦って・・・ん-ー、時代は本当に変わっているんだねー」と家族に呟くも、まぁ、キョトン。羽生さんと言っても「ふ~ん」ってな感じです(笑)。

 「いや、まぁ、その、羽生さんは今の藤井君くらいの天才でさ、中学生でプロ棋士になってそれこど神童扱いのスーパースターで、その人が今も現役で・・・まぁ、オジサン連中のイメージ的にはその方が防衛ではなく挑戦という響きに、時代の流れをひしひしと・・・」、「あっ、そうそう、パン、買ってこなくっちゃ」って、興味なしか~い!(笑)。

 「う~ん、体力勝負と知力勝負の違いはあるけれど、サッカーのKINGカズがさ、もう一度、ワールドカップの日本代表に名乗りを挙げるくらい、凄いんだけどなー」とは、もはや独り言・・・(笑)。

 振り返れば羽生氏が将棋界に大旋風を巻き起こしたのは、1989年に竜王のタイトルを獲ってから。KINGカズが日本中を沸かせた日本サッカー界、Jリーグが正式に発足したのは1991年。この当時、天才の名を欲しいままにしたスーパースターは今、それでも現役で頑張っている事実。
 確かに時は流れ、時代は変わっていますが、我々「株屋」世代もまだまだ現役でもう一踏ん張り。「1989年12月当時、日経平均は38,915円だったんだけどなぁ~・・・株だけは新たなスーパースター的な企業が出るでなし、時代が逆行しちゃった?」との自虐ネタは言うまでもなく独り言ですが・・・先々、将来の日経平均52,400円くらいまでは、折れずに現役で挑戦していきますか(笑)。

Outlook・・・ⅴ波中d波最終局面と考える。
注目日・・・1月9日、10日、24日、25日


 エリオット波動的には「2021年2月16日30,720円以来はサイクルⅢ波中プライマリー②波、あるいはサイクルⅡ波進行中」と考えます。

 ★平たく言えば現在は・・・前者なら「2020年3月16日15,860円~30,720円の上昇を調整している」、後者なら「2008年10月27日6,830円~30,720円の上昇を調整している」と解釈します。
 なお、2021年2月16日30,720円以来のこの調整の最終的な有力候補値の一つとして、15,860円~30,720円の61.8%押しにて21,540円~530円、6,830円~30,720円の38.2%押しにて21,600円~590円がそれぞれ挙げられます。


 とは言え・・・このまま21,600円~21,530円まで直線的に下げてくれるならば、それはある意味「親切で優しい相場」というもので、そうはならないからヤラレちゃいます。仮に2021年2月30,720円の時に「この相場は、いつか24,550円になるよ」としたとしても・・・チャートを見れば一目瞭然、「誰が儲かる?この下げ方」というヤツで、とどのつまりは「日々の上げ方・下げ方」によるところ。

 「いつか21,500円」では・・・バブル崩壊当時から「いつか日経平均は30,000円」と20数年言い続けて「ほらね」の方と変わりなくなっちゃいますから、この場では大枠として「この程度の下げの可能性」を知り置くに留めておきますか。

 2023年、今年もこれまで(30,720円以降)同様、不用意な上げ下げ()で削られないよう「守り」を固めながら、「ココかな?ココでしょ?」とおっかなびっくり、半身の態勢で転換ポイントを見極めて行く年ですか・・・好みませんが。そのうち必ずやって来る、「株は下げたトコ買って、我慢してれば儲かるんでしょ!上げて買い増しがイイんでしょ!(儲け易い相場)」を気長に待ちながら(笑)。


 さて大枠の考えはこれくらいにして、近視眼的なトコロにスポットを当てます。現時点、11月24日28,500円以来の仮想(c)波中c波は.a波~.c波によるフラットを描き、1stフォーメーションを進行中とまずはそう考えます。

 ★26,720円以来について、.c波中ⅴ波がa波~e波により描かれるダイアゴナルトライアングルを形成中と考えます。この考えに従うと現在は1月3日25,570円以来のⅴ波中d波が進行中と考えます。


 1月3日25,570円以降の仮想d波は複雑なパターン、ダブルスリーを描きつつ進行中と考えます。25,570円~25,940円までジグザグにてⓦ波、25,610円にてⓧ波、以降のⓨ波はⓐ波~ⓒ波によるフラットを描いていると考えます。

 1月5日25,670円以降について、ⓨ波中ⓒ波が1波~5波により進行中と考えます。金曜日の夕場25,930円以来はⓒ波中5波が進行中と見受けられ、26,200円高値現在、目先は26,140円~130円、110円、そして26,090円は強くかつ重要なサポート。

 ★目先の展開では下限(26,090円)を守る限り、上値指向を担保すると考えます。なお先々、26,280円~290円、26,320円~350円はそれぞれ急反落の可能性を同居する強くかつ重要なレジスタンスと考えます。

 ★その反面で26,200円を高値に26,090円を割り込むと調整機運、26,080円、28,040円~030円、26,010円~25,980円はそれぞれ強く働き得るサポート。なおこの下限(25,980円)ブレイクは、d波完了~e波スタートを暗示する最初のサイン、留意を。

 ★平たく言えば・・・明日、成人の日も行われる取引では、26,090円を守る限り上値指向もそれはd波最終局面となる可能性、急反落には要注意(シナリオ.1)。

 その一方で26,090円割れでは気難しい系、25,980円を守る限りヨコヨコ~リバウンドの可能性を内包も、割れるとスラッと下げる可能性を知り置く(シナリオ.2)、ひとまずこんなトコロですか(笑)。

(長浜-株式寅さん)

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