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AIにはできないこと。個人メディアの発信が持つ重要性について少しだけ考えた

最近の文章は、AIが作成した文章が強力になってきています。とはいってもそれが、AIによって書かれたものなのかは実際にはわかりません。

文章作成は早いし、質も高い。

そのため、私たち個人メディアが生き残るのは至難の業です。

先日、ライターではないのですがイラストレーターさんが引退した話を聞きました。理由としては、自分でないと書けないものがなかったということだったのです。

つまり、○○さんが書くこのイラストが欲しい。というイラスト屋さんは今後も生き残る。

逆に、アニメ風のかわいい子を描いてという要求にこたえるイラスト屋さんは大勢いて、彼らは皆無料のAIにとってかわるということ。

それが引退した理由だそうです。

なるほど。。。
これをそのままライターにあてはめましょう。

ほとんどのライターさんがまだまだ無名ですよね。この先もおそらく無名のままです。

いつしか、私たちの書く無難な説明文はAIにも書けてしまうでしょう。

そうです。その他大勢のライターはいらないのです。

しかし、「個人がAIに勝てる戦い方」はいくつか存在します。その中でも特に重要なのが、著者の実際の体験や感情などを積極的に取り入れたライティング方法だと考えています。

AIでは、深い喜怒哀楽を全開にしたコンテンツを作ることが難しいです。特に、辛かったことや悲しかったこと、またとてもうれしかった体験などを表に出すのは困難です。

一方、個人メディアは自分の体験や感情をリアルに伝えることができ、読者との共感を生むことができます。

確かにAIも感情を表現する文章を生成することができますが、その感情はあくまでデータに基づくものであり、実際に経験した人間の感情とは異なります。

AIは事実を伝えたり、感情表現を模倣したりすることは得意ですが、個々人が実際に体験した感情や、そこで得たリアルな教訓を完全に再現することはできません。

実際に商品のレビュー記事や口コミなどの情報は、個人メディアが強い分野です。消費者は企業が発信する商品情報だけで購入を判断するのではなく、個人が書いたリアリティのある体験談を参考にすることが多いです。

個人メディアの筆者が実際に体験したこと、感じたこと、学んだことをそのまま発信することで、読者に深い共感を与えることができるのです。

このように、私たち個人メディア運営者が今後を生き抜くためには、著者の実際の体験や感情が絶対に必要だと思います。そして、それはAIには決して再現できない、個人だからこそできる貴重な発信だと思った次第です。

で、私は今皆さんを感動させているか??
といえば、たいしたことはありませんね。

そう。そこなんですね。
この人の意見が聞きたい。それが文字になった。
それこそが今後のライターやブロガーが生きる道なのかもしれませんね。


先日初めてサポートをいただきました。朝おきてびっくりしました。ありがとうございました。