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reflection-歌詞解説

Rap Geniusをやりたい

ラップジーニアスというラップ歌詞解説サイトが10年ほど前に流行っていた。Wikipediaのノリで愛好家たちが「この部分は大昔の別ジャンルからワンフレーズを引用している」とか「このフレーズはこのアーティストが好きな食べ物に由来する」とか「実はここはこの社会問題の皮肉になっている」とかそういうのをみんなで書く解説サイトだ。途中からアーティスト本人が解説していく流れも出来て見ているだけで楽しかった。おれもそれをやりたかった。やる。

ちなみにラップジーニアスはジーニアスと名前を変えて今も残っているらしい。知らなかった~。

Reflectionとは

おれが2021年7月19日にYouTubeに公開したラップ楽曲。Beatはsupergen氏。


歌詞

元カレ思い出しちゃったとか言って泣き出した君を横目に時間を確認する そろそろ出ようかで1500円節約する
おれもそろそろケツまくる

早く出ることで1500円の節約に成功している。それと同時にこんなことしている場合じゃないとやる気になっている様子。

MC----だ バッカゲン

バッカゲンとは、back againのこと。
RainyBlueBellのback againが好きでそこから引用している。

死ぬ寸前にそんなこともあったねレベルじゃ終わらせねえ
ニコニコ動画の激キモコメントのおかげでおれは今もギリ立ってるよ

「おれの訃報が出たときに軽く懐かしまれる程度で終わりたくない」と「おれが死ぬときに人生で何があったかいまいち思い出せない状態で終わりたくない」という気持ち。ところで、おれはニコニコ動画にラップを投稿していた時期がある。箸にも棒にもかからず2015年頃に投稿は辞めたのだが最後の投稿から一年後についた熱いコメントが感情的で今でも定期的に確認しにいく。

ニコニコ動画の激キモコメント

ラッパーの基本はセルフボースト
どれだけ自分がすごいやつかってラップすること

ラップの歌詞をよく聞くとセルフボーストに帰結しているものが多い。それ自体が悪いことでは無い。その上でウィットさを磨く。「おれは強い」より「おれは10%は戸愚呂の100%に匹敵」の方がウィットでしょ。

マイクタイソンに勝るおれの将棋力
藤井聡太に勝るおれのパンチ力
やりようだぜやりよう
誰もが見たことある景色を裏返して見せるよ

一応事前に「マイクタイソン 将棋 強い」で検索する程度のファクトチェックはしている。

夢と現実の狭間でインセプション

クリストファー・ノーラン監督のインセプションより。

仮に藤井聡太マッチョだったら逃げるかも

一応事前に「藤井聡太 マッチョ」で検索する程度のファクトチェックはしている。マッチョではないという情報はなかったのでマッチョかもしれない。

彩らない 彩らない 「その程度じゃ残らない」ってうるせー
彩らない 彩らない 「その程度じゃ残らない」ってうるせー
こっちはこっちで勝手にやるから心配すんな
その上で言いたいことあるなら審査しな
完全に詰んでも盤面ひっくり返す
藤井聡太の将棋トレーニング

身の丈に合わない過剰な脚色は避けた方がよい(過剰な脚色ありきで戦っているやつがその基準でものを語るな)、という意味。

「棋士・藤井聡太の将棋トレーニング」のプロモーションムービー冒頭での藤井聡太棋士の味のある読み上げが有名。


友達のプロップスにタダ乗りしてるおれにしか出せない説得力ってのがもしかしたらあるかも

「友だちのYouTube活動にフリーライドしている」という現状、感覚こそが唯一無二で語るべきなのではないかという考え。

成功とはダイヤモンドやアルファードではなく
明日をもっといい日にすることだよねハム太郎

ダイヤモンド:一般的に、成功者が買う宝石のこと
アルファード:一般的に、成功者が買う車のこと

とっとこハム太郎より、ハム太郎のセリフ「明日はも~っと楽しくなるよね。ねっハム太郎」より引用。

半額シール貼られた惣菜が大事な存在
出るぜドーパミン
要はミクロかマクロか見方次第
今日も限度なしでネットサーフィン 深夜徘徊

半額シールが貼られた総菜は、そうでない総菜に比べて2倍美味しいことから。

何一つ捨てずに目指すイスカンダル
メンタリティだけ全裸の皮膚感覚

イスカンダルは、アニメ「宇宙戦艦ヤマトシリーズ」に登場する架空の惑星。および、同惑星に栄えた文明や国家。イスカンダルには人類最後の希望がある。

恥ずかしいところ丸出し ピッチ・パーフェクト

2012年にアメリカ合衆国で製作されたミュージカルコメディ映画。よく裸になる。

おれと友だちになると歌詞にされるよ

事実。気をつけてください。

深刻に考え過ぎるとあとが辛いぞ
メンヘラの最上級 アーロンラルストン

アーロン・ラルストンは登山家。渓谷事故にあったときにした決断が有名で映画化(「127時間」)されている。おれは名作だと思う。その決断をメンヘラと結び付けた歌詞。いま改めて考えると軽率な表現の仕方で反省している。

ライフイズムービー 一人一人感動のラスト
もし調子悪かったら漢方もらいなよ

「漢方もらいなよ」は「感動のラスト」と韻を踏んでいる。当初は「漢方もらいなよ」の部分がもっとセンシティブなワードで印象的だった記憶があるが、「これは良くない表現だ!!!」と思って書き換えた。今となっては思い出せないがこれで良かったと思う。

彩らない 彩らない 「その程度じゃ残らない」ってうるせー
彩らない 彩らない 「その程度じゃ残らない」ってうるせー
こっちはこっちで勝手にやるから心配すんな
その上で言いたいことあるなら審査しな
状況は過酷だが諦めない
その先になにがあるのか確かめたい

表題

reflectionというタイトルは自分でやったことは自分に返ってくるという意味合い。代償を払わなければ報酬は手に入れられない(厳密にいうと、代償を払っていないのに報酬を手に入れてはいけない)ということを考えていた時期だった。

まとめ

ラップジーニアス気持ちいい~

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