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23.02.24(金)次期総裁発言


取引開始前の見通し

今日の日経平均株価は、小動きの展開が想定されている。

前日の米株高の流れを引き継いで日経平均は買い先行で始まるとみられているが、上昇一服後は小幅な値動きにとどまりそうだ。

今日は衆院で日銀の次期正副総裁候補の所信聴取と質疑を控え、新総裁候補の植田和男氏の発言に注目が集まる。

現時点で市場に動揺を与えるような発言は出ないとみられている一方、ドル/円相場が大きく反応した場合は株価も上下動する可能性がある。

前日の米国株式市場は、主要3指数がそろって上昇した。

投資家は米連邦準備理事会の利上げが米経済にどのような影響を与えるか見極めようとしている。

米国株は上昇して取引を終えた一方、下落後の自律反発にとどまったとの見方も出ている。

このところの指標は経済の強さを示し、政策当局者もタカ派的なメッセージを発している。

引き続き米金融政策動向への市場の関心は高い。

 
日経225 5分足

始値27,144
高値27,465
安値27,128
終値27,453

1日の流れ

日経平均株価は、前日比349円高と3日ぶりに大幅反発して取引を終えた。

動意に欠ける時間帯もみられたが、取引終了にかけて引き締まり、午前10時20分に付けた、きょうの高値2万7465円90銭に迫る格好となった。

午後は、衆議院で次期日銀副総裁候補の氷見野良三氏と内田真一氏への所信聴取が行われたが、午前中に次期総裁候補の植田和男氏の所信聴取が行われており、見解の相違が見られなかったことから、株価への反応は限られたようだ。

東証プライムの出来高は12億3456万株、売買代金は3兆339億円。騰落銘柄数は値上がり1333銘柄、値下がり441銘柄、変わらず61銘柄だった。

今日の取引


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