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今週の相場結果と来週(7月第4週)の見方

まずは、令和6年7月19日(金)の引け後の数値です。
週足ボリンジャーバンドだけは、来週の予想値を記載しています。
 
日経平均  40,063.79円
TOPIX 2,860.83ポイント
 
20日移動平均ボリンジャーバンド
+2σ   42,485.92円
+1σ   41,394.57円
基準線   40,372.45円
-1σ   39,350.32円
-2σ   38,328.20円
 
20週移動平均ボリンジャーバンド
+2σ   41,350円
+1σ   40,250円
基準線   39,150円
-1σ   38,100円
-2σ   37,000円
※来週の予想値
 
25日移動平均騰落レシオ 120.6%
12日移動平均RSI   49.9%
12日移動平均乖離率   △2.40%
 
今週の日経平均は、41,366円から始まり、40,063円で終わっているので、△1,303円という結果になりました。
トランプ元大統領の発言から円高に振れたことで、下落幅が大きくなりました。
また、先週に週足ローソクでは長い上髭を引いていたので、今週の下げは予想の範囲内だと思います。
ただ、△1,303円と言っても、日経平均40,000円の1,303円下落なので、日経平均20,000円時なら650円程度の下落と同じです。
通常の下落の範囲内と言えるでしょう。
 
そこで来週の予想ですが、日足ボリンジャーバンドは右肩上がりですが、拡大から縮小への変化になりそうです。
そうなれば、日足-2σは急激に切り上がって来るため、調整一巡感も早く出て来ると思います。
期間の長短にもよりますが、今のところの下値目処は39,000円前後ではないかと思います。
 
そして週足ボリンジャーバンドは、拡散の動きが腰折れになりそうな雰囲気です。
また、右肩上がりの動きが弱まっています。
ただ、今週の動きだけでは見極められないので、見通しを立てるのは来週まで待たなければなりません。
下値目処は、現段階ではこれまでと同じ週足基準線の39,150円となります。
 
そして、ここでこの週末の米国市場ですが、ダウ平均は377.49ドル安の40,287.53ドル、ナスダックは144.28ポイント安の17,726.94で取引を終了しました。
Windowsが立ち上がらないというシステム障害で世界の経済活動に混乱がもたらされるとの警戒感に売られ、寄り付き後、下落しました。
ハイテク企業の決算発表を来週に控えていることからの手仕舞い売りも見られ、相場の重しとなりました。
システム復旧に連れて、相場は下げ止まりましたが、終日軟調に推移して終了しました。
また、シカゴCME日経平均先物は450円安の39,590円で取引を終えています。
 
そこで週明けの日本市場は、シカゴCME日経平均先物の39,590円にサヤ寄せする形で始まるでしょう。
その後は、日足、週足の下値目処となる39,000円前後まで売られる確率が高いと予想されます。
そこで下げ止まるか、更に深押しするかは、現段階では難しいです。
 
逆に何らかの材料が出て買われることがあれば、それでも日足+1σまでと思われます。
それを超えるだけのエネルギーは、海外がサマーバケーションに入っていることからも、期待できないのではないかと思います。
ここは、じっくり下値を拾いたい局面だと考えます。

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