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詩倉庫

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2022年6月の記事一覧

【詩】信長のように

あなたにとっての幸せは 自分の正しさを証明するための道具ですか 人間は弱いからそうなっても…

酒井花織
2年前
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【詩】私が天使だった頃

私が四、五歳の頃 住んでいる集落はすごく平和で 玄関に鍵もかけてなかった 「いちかちゃーん…

酒井花織
2年前
9

【詩】カッコウの歌

地平線まで広がる滅びの荒野 それがあの人の生まれた場所 一度鳥が呼んだけれど 見失った も…

酒井花織
2年前
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【散文詩】黒薔薇譚

私の家族はみんな変わり者 友達なんて一人もいないし いない方が幸せだと思っていた だから我…

酒井花織
2年前
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【詩】岸辺の向こう

ピアノ曲 メンデルスゾーンの「岸辺にて」を練習している アンダンテ ゆったりとしたロマンチ…

酒井花織
2年前
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【詩】憶えたまえ

私は信じます 語り継ぐ歴史の終わりが 安らぎであることを いいえ 願います あらゆる痛みと …

酒井花織
1年前
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【詩】アダムの肋

あなたが棺に入ったら 私は炎になって あなたを焼き尽くしてしまいたい この役誰にも譲らない 火をくべるだけじゃ足りないの 私 あなたが大嫌い どれだけ嫌いって考えてたら そんな光景が思い浮かんだ いいえ 本当はそうじゃない 空想の中の私は灰 あなたの骨になっていた 嫌っているのにおかしいわ あなたと共に死ぬなんて あなたの一部になるなんて アダムのあばらはお空に浮かんで 三日月 欠け月 消えて泣く 棺は炎に浮かぶ船 たゆたう私は安らかに #忘れられない恋物語