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【権利落ち日前】23/9/26(火) 権利落ち日前の高配当銘柄/日経平均は反落_米政府機関閉鎖の懸念...

みなさん、こんにちは!
今日は9月26日(火) です。😃

権利落ち日が控えていて、調整がそろそろ入りそうな感じもします。
あと、アメリカでは政府閉鎖の懸念がでていたりもします。。。
そのあたりマーケット全体を含めてみていきますので
ぜひ最後までよろしくお願いします!!

◆世界のマーケット


🔸NYダウは5日ぶりに反発
まず、前日の米国市場は、NYダウは5日ぶりに反発となりました!
ただ、昨日は米国債10年利回りは、4.5%台と高値をつけましたが、値ごろ感からの買いが入り指数を押し上げました。
この動きはハイテク系のナスダックも同様です!

しかし日経平均は、
東京エレクトロン含め、値がさ株が売られて約360円の下落となりました。。。

◆アマゾン、新興企業に出資 


🔸アンスロピックに最大40億ドル

では、アメリカのAIがらみのニュースをみていきます!

アマゾンが、人工知能(AI)で成長するクラウドの競合他社に対抗するため、スタートアップ企業アンスロピックに最大40億ドルを出資すると発表しています。

・アマゾンは、アンスロピックの技術にいち早くアクセス可能。
・アンスロピックは、主にアマゾンのクラウドサービスに依存すると約束。

→将来的にアマゾンから購入する大量の独自チップでAIモデルを訓練することが含まれるとのことです

ということで、
アンソロピックはまた、大規模AIモデルの学習・運用に必要な
コストを”アマゾンから得ることができる”ということで、今後の成長が楽しみですね😃

ということもあり、
AMAZONの株価は約1.6%上昇し、全体の指数を押し上げる要因となりました!!

◆桜井・元日銀審議委員 インタビュー


🔸大きな金融政策修正せず越年と想定

先日、日銀は金融緩和維持を決定しました。
そして、そのことについて、元日銀審議委員の桜井さんが金融政策について述べています。
まず
「7月に早めに動いたことにより、(これは、YCCの10年物の上限を0.5%から柔軟化し1%までの許容にしたことです。)
 それによって、日銀は、かなり政策の自由度を得た。このまま大きな政策修正をせず年内を越せるだろう」

そして、
「場合によっては4月ごろの春闘の結果をみてから動いてもおかしくない。
 海外情勢次第ではしばらく現状維持が続くかもしれない」

と述べました。

実際、植田総裁も、賃金上昇率が重要になる、そして、
「賃金と物価が好循環を続ける姿が確認できることが必要」と述べているので、年内はこのままの可能性が濃厚とのことです。

◆半導体関連株が指数押し下げ


🔸米長期金利上昇で・・・

そして、日本市場の株価はというと、
下げる理由として、一番大きい
「米長期金利の上昇や原油高、あと米閉鎖リスクの高まりなどといった外部環境の先行き不透明感が相場の下押し圧力となっている」と指摘。
そして、
明日は3月期決算企業の中間配当の権利付き最終売買日にあたるので、権利落ち後は「需給が悪化する可能性もあり、注意が必要」とのこと。

そして👆の
米閉鎖リスクの高まり”というのは、何かというと、

◆10月1日から始まる来年度の予算案


🔸政府機関が閉鎖??

アメリカの議会が、
10月1日から始まる来年度の予算案を巡り合意できない場合、一部の政府機関が閉鎖されるかもしれないということなんです。
ただ、「必要不可欠」と見なされる職員は職務を継続するが、給与は支給されない。
これはちょっと嫌ですよね。。。
もし本当に、閉鎖した場合どうなるかというと、以下のことがあげられています。

・雇用統計、物価指数
 →主要経済統計の発表が停止

・毎週の新規失業保険申請件数
 →発表されない見通し

・ムーディーズ 「格付けに圧力」

ムーディーズは現在、米国債に最高位のトリプルAの格付けを付与、
他の高格付けの国と比べ米国のガバナンスの弱さが浮き彫りになるため、米国の信用に「マイナス」になるとの見方を示したということで、少し、前にデフォルトを回避したり、ほかの格付け会社が、米国債を格下げしたりとありましたのでここは嫌な方向にいかなければいいですけど、どうなるんでしょうか。。。

◆日経平均チャート


🔸9月26日 32315円 -363円

ということで、そんな1日でありました。
日経平均は、363円安となりました。。。

冒頭でもお伝えしたとおり、半導体関連の下げが上値を重くしました。

金曜、月曜と良い感じで、下値から反発してきただけに、今日の下げは、足踏みした形となりました。

とりあえず、希望は、32000円が節目になることを祈りたいですが、
9月28日(木)は「権利落ち日」となりますので、月末に向けては、下がる可能性が高い状況です・・・

◆日経平均チャート 2022年10月


🔸10月3日から上昇

こちらが、去年の10月前後、どのような動きをしたかですが、
9月の30日までは売られて、10月の第1営業日の10月3日からは、上昇に転じたんです!
ちょうど、下期の始まりでもありますので、機関のリバランスなどがあったと報じられていました。

ま、今回もそうなると願いたいところです😃

ということで今日は、9月28日に権利落ち日を迎える高配当の銘柄のチャートをみていきましょう!!

◆日本製鉄


🔸株価 3713円

では、鉄鋼を代表して、日本製鉄のチャートです。
9月20日の水曜日から少し上値が重たい展開が続いています。
 価格でいうと約3800円位で抵抗を2回受けた感じとなっています。

利回り  4.04%
PBR   0.79倍
信用倍率 9.45倍

株価が上げても利回り4%ですし、8月の決算で配当の上方修正がありましたのでそういったこともあって、上昇してきたといえます。

◆三菱UFJ


🔸株価 1310円

次は銀行株の中から、三菱UFJです。
直近は日銀の金融緩和維持という結果からも金曜日は上昇に転じ、
そして今週に入っては、小幅に下げていますが、横への動きとなっています。

利回り  3.13%
PBR   0.87倍
信用倍率 5.99倍

◆目標株価を引き上げ


ということで、今日、三菱UFJは岩井コスモより、
目標株価 1350→1600 と引き上げられています。
またメガバンクの三井住友、みずほも引き上げとなっています。

海運からは、商船三井も引き上げられてました!!🚢

◆川崎汽船


ということで、最後は、海運からは川崎汽船のチャートをみていきます。
今日は、ここ数日下げていたこともあり、買い戻されて+2%の上昇となりました。

利回り  3.69%
PBR   0.82倍
信用倍率 0.63倍

ということで3社ともに共通していえるのは、
PBRが0.8倍前後、利回りが3%以上あるということです。

ただ川崎汽船だけ違うのが信用倍率です。
1倍を切ってます。

日本製鉄は9.4倍
三菱UFJは5.9倍

ということで、もし下げたとすれば、信用倍率の面から言えば買い戻される状況が高いので、上値は3社の中で、一番軽いということが言えます。

ということで、今日は、権利落ち日を控えて、
割安高配当の銘柄をピックアップしました。

権利落ち日の動きどうなるかですよね。
上昇に転じるようであれば、拾っていきたいですし、
そのときの株価の地合いも影響してくると思いますので、
10月になってからの全体相場の動きなども見つつでいいのではないかと思います。

◆経済指標


🔸重要イベント

FOMC終わったばかりですが、重要イベントが控えています。

・9/28(木)21:30 パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言
・9/29(金)PCEデフレーター

 コア 前回 4.2%  → 予想 3.9%  
 とコアは減少の見通しです。

 ただ、
 総合は、前回 3.3% → 予想 3.5% と上昇
 原油高の影響が大きそうですね。。

 今の課題は、原油高による再びの物価高懸念ですので、データを注視して、インフレが長く続きそうであれば、すこしポジション調整をするなどのことも必要になってくるのではと思います。

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