【レーザーテック】23/3/1(金)レーザーテックだけ下落… 政策金利6%!?
🔶政策金利6%??
レーザーテックだけ下落…
ということで、6%というのをみると、どきっとしてしまうタイトルなんですが、もしそうなった場合、まだ株価は織り込んでいないので、そうなると株安材料になります。。。早速にていきましょう!!
3月1日 カシュカリ総裁 討論会参加
🔶3月1日の今日の予定
23時にカシュカリさんが、討論会参加するんです
なので、次のFOMCについての政策金利についての発言などが、あるかもしれないと警戒されているわけです。
FOMCメンバーのタカ派な発言だけで株価は動きますから要注目です!
2023年 FOMCメンバー
🔶投票権を持っている12名
FOMCメンバーをみていきますと、投票権は12名だけが持っていまして
各地区の連銀総裁この5人は、ニューヨーク連銀総裁以外の4人は毎年変わります。
今年は、カシュカリさんが入っています
タカのマークがある人がタカ派的な人、反対にハトのマークがあり人がハト派な人です。パウエルさんのように何もない人は、中立的な人です。
そして、若葉マークは就任間もない人です。なので、これから出てくる発言などに注目です。
🔶カシュカリさんは、タカ派
というのも、22年8月の時点で、利下げのタイミングに言及していたんです
「ある時点まで金利を引き上げた後、利下げを検討する前に、
インフレ率が2%に戻りつつあると確信するまで様子を見るというシナリオの方が可能性が高いとみている」
と発言などもあり、すぐに利下げをするのは避けたほうがいいという考えです
株探の記事
🔶政策金利のピークが6%近くまで上昇する観測も浮上
今日の株探のニュースで、カシュカリ総裁の発言機会や、ISM製造業指数の発表が予定とのことで、政策金利のピークが6%近くまで上昇する観測も浮上しています。。。
これは、2月に発表された雇用統計以降強い経済指標がでてます。直近ではPCEデフレーターが前回より上振れたので、そういう流れもあってだとおもいます
大口の賭け
🔶2月9日のブルームバーグの記事
あるトレーダーは7日時点で、9月まで金融引き締めが継続すれば、
1億3500万ドル(約177億円)の利益が得られるオプションの大口ポジションを積み上げました
これは2月9日の段階なので、おそらく雇用統計の強い結果をみて、まだまだ金利を引き上げないとダメなんではないかとおもってポジションをつみあげたんだとおもいます
23年の金利予想
🔶23年の予想の金利は5~5.25%
FOMCメンバーの23年の予想の金利です。これは、22年最後のFOMC12月14日時点の予想です。なので、また最新のがでてきますが、このときで、高く予想している人は5.75%です。
ブラード総裁は??
🔶タカ派で知られるブラード総裁
みずから、5.25~5.5%を予想した5人の内の1人だと述べています
この上に2人いるので、てっきりそのうちの1人だと思っていました
🔶投票権は?
ただ、ブラード総裁去年は投票権をもっていましたが、今年は持っていないんですね。なので、これからもたびたびタカ派的な意見はでてくると思いますが、投票には反映されてこないわけです
このあたりは、難しいですね、ちゃんと引締めてインフレを抑制するのが大事なのか、経済を考えて効果が現れたら利下げを行っていくか、本当毎回の経済データをみて小刻みな金融政策が必要になってきます
日本のマーケット
では、ここからは、日本のマーケットをみていきましょう
アメリカの半導体製造装置メーカーのアプライド・マテリアルズが
新型の製造装置の販売を始めたと発表したことで、日本の主力半導体銘柄が
売られ、買われた銘形もあります
🔶日経平均 +0.26% 27516円
やはり、27500円での攻防が続いていますね・・・
そして、昨日は値下がり率の上位にいた鉄鋼が再び買われて+2.15%あげました。昨日は2.34%下げましたので、ほぼ戻してきた状態です!!
一方、2連続で下げたのが、海運です。昨日が2.74%の下落だったので
今日が1.24%なので、2日で約4%下げたことになります。。。
株価も前回高値に迫る位置あたりまでもどしてきていますので
権利確定を前に利益確定の売りが入った様子ですね。
ただ、まだ3月末まで期間があるので、再度押し目をつけることも想定されます🚢
日経平均 ヒートマップ
🔶電気機器の半導体関連が買われる
左上のセクターが買われています。半導体関連のセクターになります。ただレーザーテックは日経平均の銘柄には入っていないので、ここにはないですが、レーザーテックは今日はこの地合いで下げたんですね・・・
そのあたりをみていきたいとおもいます
レーザーテック チャート
🔶3月1日 21870円 -1.26%
先ほど、ほかの半導体関連が買われている中、普通は上昇してもおかしくないのに下げています。ただ、下ヒゲを出して、もどしてきたというのは、下げが限定的だったとう見方もできます。
では、一体なぜレーザーテックだけが下げているのかっみていきましょう!
アプライドマテリアルズの新製品
🔶アメリカの半導体製造装置のアプライドマテリアルズが2月28日、新型の製造装置の販売を始めたと発表
露光回数を減らせる装置で、半導体製造過程で必要な材料の減少が見込まれるので、その材料を検査するレーザーテクの主力装置の需要も減るとの連想で売られているわけです。
アプライドマテリアルズの新型装置は、最先端半導体でも1回の露光で回路の形成が可能。従来は露光を複数回する必要があったとのことで、レーザーテックが売られた日となりました・・・
レーザーテック 長期チャート
🔶22年の10月に入った日から買われる
そこから高値を取ってきたんです!この上昇過程の中で、好決算っもあって上昇していました。
ただ、ここ最近は、2月1日のこの下落は今期受注計画を下方修正したことでうられてから軟調な動きをしています・・・
そこに来て今回のアプライドマテリアルズの件で下落となりました
一時的な売りであればいいですが、受注計画を下方修正しているとのことなのでさらに影響がでなければとおもいます
レーザーテック サポレジライン
🔶22000円という価格がサポレジ
22年3月から、抵抗になり、ここ最近はサポートになっています。サポートというより、このラインの上をスライドしているような感じです。
ただ、今日は、22000円を割り込んで引けています
ここを下げていくと再び抵抗になるかもしれませんので この価格が今後のトレンドの方向性の目安になりますが、今はまったく方向感が読めない状態です・・・
東京エレクトロン チャート
🔶3月1日 47570円 +1.84%
トレンド的には、10月から同じく上げてきていて、200日移動平均線に上に着地していきているので良い状態ですね!
23年の年初に前回の安値を割り込みにいく方向でなく、そこから上げてきたのがチャート的にはよいのではないでしょうか
とはいっても、ふたたび米国債10年利回りが4%を超えようかと、エネルギーをためているような感じでもありますので、その金利上昇によって、グロース株が売られる懸念もテクニカルとは別として、ファンダメンタル要因があるので、念頭にいれておかなければなりません
日米金融政策のスケジュール
🔶日銀金融政策決定会合 3月9日 〜 10日
黒田さんの最後の会合になります。前回のようにイールドカーブコントロール修正の思惑がでていますが、これから新総裁に変わるので、それはないのではとみています
🔶FOMC 3月21日 〜 22日
ブラックアウト・ルールという適用期間があって、FRBの関係者が金融政策に関して踏み込んだ発言をしてはならない期間です。
FOMCが開催される前々週の土曜日からになりますので、3月11日になります。
それまでは、FRB高官の発言などのタカ派な発言などが出てきたら、影響を受けやすい時期です
では、本日も最後までご覧くださりありがとうございました!
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