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6月3日(月)ザラ場市況/夕刊
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日経平均 +435円【高値圏もみ合い】
売買代金 4.1兆円
騰落レシオ:100
空売り比率:38.3【機関売減・個人売増】
25日移動平均線かい離率:+1.09%
✅為替157円台前半
✅証券・保険セクターが断トツの上昇。値がさハイテク・銀行にも買い
✅電力・自動車・半導体の一角と電線に売り
✅米国市場のインフレ警戒後退・長期金利低下が追い風
✅東証グロース250指数▼0.30%
✅値上がり1025(全体の62%・28業種が値上がり)
値がさハイテクが堅調、保険・証券・銀行・商社などが買われて、前場高値は+544円高、3万9000円台を二度回復する場面がありました。
その後も下値の堅い地合いが続き、高値銘柄は高いまま、安値銘柄は安いまま、指数は高値圏で引けています。このような日の新規エントリーはボラも少なく需給面でも短期トレードが報われることはあまりありません。
6月は配当金が入り、月末からボーナスシーズンが開始。個人の手持ち資金が増える時期のトレードは目先、特に慎重になるべきだと経験則から感じています。
今、多くの個人投資家が下がった塩漬け銘柄をナンピンしています。さらにこの先、配当金や賞与を投入する人もいるでしょう。株というものは、手持ち資金(買い付け余力)を使い果たした途端、なぜか大きく下げて来るものです。
そういうパターンを相場は過去何度も繰り返しています。銘柄分散も大事ですが、余力を残す、時間分散というリスクコントロールも忘れないようにしたいものです。
<本日、目立った個別株の値動き>
・メルカリ△11.7%高(エムスリーといい、万年ダメ株が急騰)
・三越伊勢丹△2.21%高(新高値、自社株買い5月進捗率10%未満)
・大和證券G△5.55%高(連続大幅高。公務員年金の積極運用絡みか?)
・トヨタ自動車▼1.76%安(認証不正問題)
・北海道電力▼6.49%安(高値警戒・資金抜け)
・フジクラ▼4.59%安(非鉄金属・電線御三家の一角、直近上昇利確売り)
相場に指をくわえて待つだけではありません。需給悪の銘柄が売り崩される展開は、その銘柄だけでなく連れ安した銘柄に千載一遇の買い場を与えてくれます。
以下のようなシグナル(兆候)で強い個別株の買い場を見分けて下さい。
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