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「本日のザラ場市況(夕刊)」<会員特典>

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Xで配信していた「株道のザラ場市況」夕刊まとめです。株式市場が休場の日以外は毎日更新します。※「朝・昼(前引け速報)」版のXポスト配信はそのままXで継続します。メンバーシップ会員… もっと読む
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記事一覧

6月14日(金)ザラ場市況/夕刊

日経平均 +94円【安値-166円、高値+305円】 売買代金 5.3兆円【MSQ算出日】 マーケットは「国債の買い入れ減額」方針をほぼ織り込んでいたこともありサプライズ感はありませんでした。むしろ先送りし、その削減計画を具体的に示さなかったことでややハト派(金融緩和支持)と受け止められ、発表直後は円安・株は買い戻しの急騰となりました。 しかし、先物主導の買いは続かず次第に上げ幅を縮小。寄与度の高いSBGが日経平均を+64円押し上げているので、終わってみれば上値が重いこと

6月13日(木)ザラ場市況/夕刊

日経平均 -156円【寄り天からの安値引け】 売買代金 3.9兆円 米ハイテク株高を受けて、日経平均は3万9000円台乗せのギャップアップ(窓空け)で寄り付きました。しかし、寄り天井(+376円高)となり、そこから下値を切り下げ続けマイ転。終わってみれば、大陰線(陰線包み足)の一日となりました。 SQ週の水曜日が荒れない場合、翌日・翌々日にボラが出ることが多いので要注意です。 また、人気株の底抜けから、久々に売りに転じた個人投資家が増加したようです。空売り比率、価格規制

6月12日(水)ザラ場市況/夕刊

日経平均 -258円 売買代金 3.3兆円【薄商い】 メジャーSQの水曜日であることを忘れてしまうほど、日中値幅たった147円の狭いレンジでの安値圏こう着の一日となりました。

6月11日(火)ザラ場市況/夕刊

日経平均 +96円【最高値+298円高】 売買代金 3.5兆円 商い低調、プライム市場の値下がり銘柄数が1000銘柄を超えており、明日夜に予定されている米CPI・FOMCに向け、徐々にリスクオフ・モード(様子見姿勢)が強まっています。

6月10日(月)ザラ場市況/夕刊

日経平均 +354円【3万9000円台回帰】 売買代金 3.3兆円【今年最低、薄商い】 日本の10年債利回りの急騰(△6.08%高、1.029)を受けて、保険・銀行株が終日高値圏、また、米雇用統計の強い結果を背景にドル買い・円売りが加速、自動車株などの輸出関連も堅調に値を伸ばしました。 米雇用統計をショート(売り)で狙っていた投機筋の買い戻しがあり、時間とともに先物主導で踏み上がるザラ場となりました。 売買代金は今年に入って最低額で、実需の伴わない、踏み上げ(ショートカ

6月7日(金)ザラ場市況/夕刊

6月6日(木)ザラ場市況/夕刊

日経平均 +213円【安値引け】 売買代金 4.2兆円 株価指数はプラス引けしていますが、値下がり銘柄数が6割と多く、ポートフォリオは前日比マイナスといった印象を持つ方もいたかと思います。 前場の最高値は△522円高、3万9000円の節目を上回る場面もありました。 その後は高値圏でもみ合い、後場は上値の重さが意識され、戻り待ちの売りに押されました。 短期買いの投げも出て大引けにかけて値を消す銘柄も目立ちました。 半導体大手の東京エレクとアドバンテストで+166円、日経

6月5日(水)ザラ場市況/夕刊

日経平均 -347円【一時494円安、38,343円】 売買代金 4.6兆円【大商い】 日米長期金利の低下では、保険・銀行株が売られ、不動産株が買われるといった教科書通りの売買動向となっています。 本日は売買代金(4.6兆円)を伴ったしっかりとした下落。直近上昇が目立つ銘柄に利益確定の売りが出て、個人的には瞬間風速▼900円安を体感するような時間帯もありました。 米長期金利低下でドル売り円買い(円高)が進行し、相場の重しとなっています。為替の急激な変動によるリバランス(

6月4日(火)ザラ場市況/夕刊

6月3日(月)ザラ場市況/夕刊

日経平均 +435円【高値圏もみ合い】 売買代金 4.1兆円 値がさハイテクが堅調、保険・証券・銀行・商社などが買われて、前場高値は+544円高、3万9000円台を二度回復する場面がありました。 その後も下値の堅い地合いが続き、高値銘柄は高いまま、安値銘柄は安いまま、指数は高値圏で引けています。このような日の新規エントリーはボラも少なく需給面でも短期トレードが報われることはあまりありません。 6月は配当金が入り、月末からボーナスシーズンが開始。個人の手持ち資金が増える時

5月31日(金)ザラ場市況/夕刊

日経平均 +433円 売買代金 7.7兆円【大引けのMSCI銘柄入れ替えの影響】 (※14時59分からの1分間で3.8兆円の売買代金増) 日米の長期金利が下落後も安定したことから、過剰な売りものは発生しませんでした。前場は上値が重く一進一退の値動きでした。 後場に入り、売りポジションを積み上げていた海外短期筋のショートカバー(買い戻し)を巻き込み大幅高に繋がりました。 MSCIのリバランス分を除けば、3.9兆円のプライム市場の売買代金ですので、押し目の実需買いもいくらか

5月30日(木)ザラ場市況/夕刊

日経平均 -502円【一時▼940円安】 売買代金 4.3兆円【TOPIXリバランスの割に小商い】 日米の長期金利上昇が続いていたため、先行き不透明感を嫌気したポジション調整の売りがハイテク株を中心に広がりました。 久々に先物主導の売り崩しによるパニック状態に陥った前場でした。 寄り付きから一時間でリスクオフの売買が急速に進み、9時58分に前場最安値▼940円安がありました。売り一巡後は反転上昇、下げ幅を縮めています。 大引けでTOPIXのリバランスや日計りショートの

5月29日(水)ザラ場市況/夕刊

日経平均 -298円【安値引け】 売買代金 4.3兆円 本日はポジションを減らしました。 note掲示板にも投稿しましたが、昨日の日本市場では半導体株が下げ電力株が上がる、昨晩の米国市場ではダウが下げナスダックが史上最高値更新… そして本日。前場の上抜け直後の急落にも違和感(不信感)を感じました。 ザラ場の半導体・電力・値がさハイテク・グロースなどの値動きから、相場との親和性が崩れたので、念のため、リスクオフのスタンスを強めています。(旧Twitterの前引け速報参照

5月28日(火)ザラ場市況/夕刊

日経平均 -44円【高値38,981円】 売買代金 3.7兆円【5営業日連続4兆円割れ】 寄り付き直後+81円高の3万8981円、3万9000円台乗せ目前まで迫りましたが、半導体・値がさハイテクに売りが出て失速しています。 その後は、手掛かり材料不足で、指数はマイナス圏もみ合いとなりました。 円高メリット株やインバウンド銘柄からの資金流出は少し気になりました。 今日、特出すべきは電力セクターの急騰です。女川原発2号機の再稼働に向けた安全対策工事が予定より早く完了したと