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IVE日本コンサートから、「経営陣のビジョン」の大切さを学ぶ。

前回に引き続き、韓流アイドルについて書きます。
簡単に言うと、社長がめっちゃ大事ってことです。

私は音楽と言えば、R&B、ヒップホップ、ロックなどが好きなのですが、
韓流アイドルをそこまで推しているわけではありません。
ただ、ネタとして書きたいことがあったので、書いてみます。
(本来は、もう1か月ほど早く書きたかったのですが、なかなか書く時間が取れず、すみません。)

先日、韓国のアイドルグループIVEが日本公演を行い、
2月18日と19日に神奈川・ぴあアリーナMM、23日と24日に兵庫・神戸ワールド記念ホールで、合計8公演が開催されました。
50,000人以上の観客を動員し、すごい人気でしたね。
紅白歌合戦にも出場したことがあるだけあるという感じです。

私は、このコンサートについてものすごい疑問を感じています。
疑問というより、ただただすごいなと思うことがあります。

それは、いつ会場を確保したのかということです。
wikiでIVEの歴史を見てみますと

2021年
12月1日、1stシングルアルバム『ELEVEN』でデビュー

2022年
4月1日、日本公式ファンクラブ「DIVE JAPAN」の会員を募集開始
4月5日、2ndシングルアルバム『LOVE DIVE』をリリース
8月22日、3rdシングルアルバム『After LIKE』をリリース
10月19日、日本デビューシングル『ELEVEN -Japanese ver.-』をリリース。 12月31日、第73回NHK紅白歌合戦初出場

wikiより

となっております。


IVEはシングル3枚のみでアルバムはリリースしていない状態です。
現在のライブ会場事情はどのアーティストもコンサート会場を確保するのは非常に困難で、特にアリーナクラスの会場を使いたい場合には、かなり前から押さえる必要があります。

そうすると、もしも1年前に会場を押さえたとすると、韓国で1枚しかシングルが出ていないにもかかわらず、日本のアリーナを2日ずつ確保したことになります。半年前に押さえたとしても、シングルが2枚出ているにもかかわらず、押さえることは難しいと考えられます。(半年前は無理だと思う。。。)

そのため、運営側は、ほとんど売り上げが見込めない状況でも、シングルが非常に売れることを期待し、そして多くのファンがついてくることを想定して、アリーナ2daysを確保したのかもしれません。
イベンター側も、なぜそのような判断を下したのかが気になります。

しかし、その結果、コンサートは大成功を収めることになりました。
ぼくが運営なら怖くてできません。。。

そう考えていくと、このコンサートはいくら人気があったとしても、
人気がある前からビジョンを描かなければ絶対にできないコンサートだと思います。
そのことにただただびっくりしています。

このビジョンを描くということは、いかに大切なのか、投資をしていてもよく思います。
良い商品を出したとしても、たくさんの工場や店舗を作らなければ売り上げが爆発的に伸びることはありません。
しかし、世の中で良いものをコツコツ作っていこうというビジョンを描く創業者も多々ありますし、
冒険をしたくないという創業者もいます。それが悪いということではなく、それはそれと思っています。
ただし、株式市場の場合、売り上げや利益の成長が期待できる銘柄でなければなかなかうまく成長株になりませんので、
ビジョンはとても重要になってきます。

普段あまり考えていなかったのですが、ビジョンの違いによってここまでの大成功を目の当たりにすると、やはりビジョンは大切なんだなと教えられました。

追伸:私はIVEよりもNewJeansが好きです。OMGのPVは数年に一回の傑作だと思いますが。。。(聞いてないですね。)