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地方は空き家に月3万円払うから住んでくれと家主から頼まれる時代がくる

日本は少子高齢化社会で、地方に住んでいる親から持ち家を相続や生前贈与する人も増えてきます。

例えば、3人の姉妹がいるとします。地方では長男が家やお金などのすべての財産を相続する変わりに親の介護や先祖代々から続くお墓を管理するのが一般的なため、3人の姉妹で婿養子を取らずに都市部へ嫁に行った場合。

農家や酪農を結局誰に後継がせるか決められずに両親が亡くなるケースが増えています。

実家が大阪のマンション住まいで両親共にサラリーマン家庭に育つじゅんこママから考えれば、姉妹3人誰も住まないのであれば、家や農地を売り、お墓も絶家ということで墓をなくして永代供養すればいいじゃないか

とすべてを現金化して3人で山分けする。

故郷を懐かしく感じて実家に帰りたい時は、ホテルに泊まり実家近くに住んでいる友達に会いに行けばいい

そういう発想になりますが、昭和の世代の人たちは故郷というものを大切にしています。

先祖代々守ってきた田畑や家を人に売り渡すぐらいなら誰かが住んでくれて管理して欲しいという人が多いそうです。

そこで、これから増えるのは家や農地は無料そして墓参りを毎日して寺の檀家当番をしっかりしてくれれば月3万円払うよ家主です。

その代わり、毎年収穫した米や野菜を送るというお金ではなく物納という形で家賃を徴収するスタイルです。

また、お盆や正月やお彼岸は帰省では墓参りをして家主と借主との関係性が家族のような形であれば、お風呂や洗面所などを借りて、隠居やはなれを宿泊施設として使うというものです。

家主は、月3万円払ってでも故郷を守れる訳ですし、借主は自分で家を建てれば数千万円する家を少しの労力や手間を惜しむことなくそして家主と家族のような関係性を築ければとても素敵なことだと思います。

ライターやwebデザイナーなどの時間と場所の制約がない職業の人は東京などの都市部に住むよりも、特に子育て世帯であれば大自然の中で子育てができて、保育園も待機児童が0人であればリモートワークのサラリーマンであれば給料証明書、自営業あれば確定申告書類で収入が定期的にあれば保育園で預けて仕事をすることが可能です。

また、野菜などの物価は東京に比べるととても安いです。

これからの時代、タワーマンションの夜景をバックにシャンパンをバスローブを着ながら楽しんでいる美女よりも、地方でおしゃれなカフェテラスでティータイムを過ごしているスニーカーにカジュアルな服装な女性の方がいいねの数が集まる時代になるでしょう。

若者を中心に価値観がガラリ変わる今、40代50代の今は豊かでリア充を送っているような先輩や親たちはドンドン時代に取り残されてお払い箱となるため、周りの目や考え方などは一旦おいておいて本当に自分がやりたいことはなんなのか自分の在り方や生き方について見つめ直していきましょう。

次回は、「60万円住宅3Dプリンターハウス登場」最先端のテクノロジーの進化により住まいにお金をかける時代の終焉の始まりについてお話しさせていただきます。



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