破壊力のある割安株:2024年12月版
こんにちは😊
キヨタツさんのネットキャッシュフロー比率(NCR)の考え方をヒントに、おじさんオリジナルの指標「DPUP」を用いて抽出した割安成長株一覧の12月版です(DPUPの解説はこちら)🥸
前回は9月にこの指標を用いて抽出した銘柄を紹介しました。
今回も小型株(時価総額500億円以下・上位100銘柄)と大型株(500億円以上・上位50銘柄)の両方をおすそ分けします!😉
DPUPと割安成長株
この指標を用いて抽出した銘柄を紹介するのもこれで4回目ですので、DPUPの紹介は省略します。もし興味を持たれた方がいれば、詳しくは過去の記事を読んでみてください😉
※ DPUPは、現在の株価を
① 企業の資産価値に対して割安
② 企業の収益力に対して割安
という2つの観点で評価しています。DPUPの数値の読み方はこちら。
今回からの変更点はこちら
いくつか今回からの変更点があります😎
PERの制限を廃止
noteの記事にも書きましたが、PERが低いことは必ずしも割安を示しているわけでもなさそうで、最近のおじさんは、PERは変化率で評価した方がよいと考えています。従来のリストではPER10以下の銘柄に限定していましたが、必ずしもその必要はないと考えてPERの制限値を廃止して、割安度はDPUPのみで評価します。(ただし、結果としてPER10以下の銘柄は多いです)売上成長率(直近12ヶ月)を追加
売上成長率(直近12ヶ月・前年比)10%以上の銘柄を選定条件に加えました!割安なのに成長モメンタムが大きい銘柄に比重を置くのが狙いです🤩割安高配当銘柄のスクリーニングリストと統合します
PERの制限を廃止したので、MIX係数(PBRとPERを掛けた数値)の意味合いが薄くなってきます。PBRもキヨタツさんと同じで指標としては弱いと思うので、MIX係数をベースにした割安高配当銘柄のリスト(前回はこちら)と統合しました。配当利回りは記載していますが選定指標にしていません。
※ 前回、東洋経済新報社さんからクレームを受けて記事を削除しましたが、今回の表には四季報データを全く使っていません🥹
🌟破壊力のある割安小型銘柄🌟
まずは小型株の選定結果です。スクリーニング条件は以下のとおりです!😊 。ROICの評価期間は2022年からの2年間にしています。
金融・証券・保険・不動産といった業種は、財務指標の考え方が異なりますので含んでいません。
対象は東証上場の全銘柄
(ただし、割安度が判別しづらい金融関連銘柄を除く)小型:時価総額 500億円以下
優良判定:
直近12カ月と直近2年間(2022~2023)のROICが全て10%以上
直近12カ月の売上成長率が前年比10%以上割安破壊力指標:DPUPは1.5以上
2024年12月20日大引け時点の情報
結果はこちら!😉 150社超がランクインしましたが、上位100社を掲載します。
最近は引き続き市場のボラティリティが高いので、今回もベータ値(市場感度を示します)を表に入れています。
🌟破壊力のある割安大型銘柄🌟
続いて大型株の結果です。スクリーニング条件は小型株と似ていますが、大型銘柄は資産規模が大きいのでDPUPが小さくなる傾向を考慮して、DPUPの基準のみ変えてあります😊
金融・証券・保険・不動産といった業種は、財務指標の考え方が異なりますので含んでいません。
対象は東証上場の全銘柄
(ただし、割安度が判別しづらい金融関連銘柄を除く)中~大型:時価総額 500億円以上
優良判定:
直近12カ月と直近2年間(2022~2023)のROICが全て10%以上
直近12カ月の売上成長率が前年比10%以上割安破壊力指標:DPUPは1.0以上
2024年12月20日大引け時点の情報
結果はこちらです!😉 80社超がランクインしましたので、上位50社を掲載します。
注意していただきたいこと
このリストは条件に見合う銘柄のスクリーニング結果なので順位が高い銘柄の購入を推奨しているわけではありません。「この中にお宝銘柄があるかもしれません🥰」というリストです!
ここ数年の経営指標が良い優良株なのは確かですが、直近の経営状況は調べてみないと分かりません。また、既に値上がりして割安感が薄れてしまった割安株はこのリストに登場してきませんので、賞味期限が短いリスト🥹だと考えてください。
また数か月後に作成します!😉
ではまた!😊
おまけ:CSVファイル
ご好評いただいていますので今回もCSVファイルと、TradingViewのリストにインポートできるTXTファイル(順位順)をご提供します!😊
※ テキストファイルですのでウィルスは心配ご無用です。
公開ファイルの使用にあたってのお願いです。
使用は自己責任でお願いします。おじさんは関連する損失や不具合の責任を負いかねます。
変更は自由ですが、無断流用や再配布、有償化はやめてください。