破壊力のある割安株:2024年9月版
こんにちは😊
今年の春から清原達郎さんの著書「わが投資術」に触発されて、割安成長株を探す方法を研究してきました😊。4月には、キヨタツさんのネットキャッシュフロー比率(NCR)の考え方をヒントに、おじさんオリジナルの指標「DPUP」を用いて割安成長株を探す方法を解説しました。
この指標を用いて抽出した銘柄を6月に紹介した後、四半期が経過しましたので、9月版の破壊力のある割安株をおすそ分けしたいと思います。
せっかくなので、今回は小型株(時価総額500億円以下)と中大型株(500億円以上)の両方をお見せします!
DPUPと割安成長株
初めての方もいると思いますのでDPUPについて簡単に紹介します。もし興味を持たれた方がいれば、詳しくは過去の記事を読んでみてください😉。(DPUPはけっこう多くの方に活用してもらっていて、ご好評をいただいています!)
この指標では、現在の株価を
① 企業の資産価値に対して割安
② 企業の収益力に対して割安
という2つの観点から評価しています。①の資産割安度については、一般的に用いられるPBRではなくてキヨタツさん推奨のネットキャッシュフロー比率(NCR)を採用しています。②の収益割安度は、言わずと知れたPER(株価収益率)とROIC(投下資本利益率)を用いています(ROEではなくROICを用いる理由は過去の記事に解説しています)。
①②を複合的に指標化したのが割安破壊力指標:DPUPです。※ DPUPの数値の読み方はこちらから。
🌟破壊力のある割安小型銘柄🌟
まずは小型株の選定結果です。スクリーニング条件は前回とほぼ同じで、以下のとおりです!😊 今年度も既に半分が経過していますので、ROICの評価期間を2022年からの2年間にしています。
金融・証券・保険・不動産といった業種は、財務指標の考え方が異なりますので含んでいません。
対象は東証上場の全銘柄
(ただし、割安度が判別しづらい金融関連銘柄を除く)小型:時価総額 500億円以下
優良:
直近12カ月と直近2年間(2022~2023)のROICが全て10%以上割安破壊力指標:DPUPは3.0以上
直近12ヶ月の益利回りが10%以上(PERが10以下)
2024年9月13日大引け時点の情報
結果はこちら!😉 103社がランクインしました。
最近は市場のボラティリティが高いので、今回もベータ値(市場感度を示します)を表に入れています。
🌟破壊力のある割安中大型銘柄🌟
続いて中大型株の結果です。スクリーニング条件は小型株と似ていますが、大型銘柄は資産規模が大きいのでDPUPが小さくなる傾向を考慮して、DPUPの基準のみ変えてあります😊
金融・証券・保険・不動産といった業種は、財務指標の考え方が異なりますので含んでいません。
対象は東証上場の全銘柄
(ただし、割安度が判別しづらい金融関連銘柄を除く)中大型:時価総額 500億円以上
優良:
直近12カ月と直近2年間(2022~2023)のROICが全て10%以上割安破壊力指標:DPUPは1.0以上
直近12ヶ月の益利回りが10%以上(PERが10以下)
2024年9月13日大引け時点の情報
結果はこちらです!😉 51社がランクインしました。
注意していただきたいこと
このリストは条件に見合う銘柄のスクリーニング結果なので順位が高い銘柄の購入を推奨しているわけではありません。「この中にお宝銘柄があるかもしれません🥰」というリストです!
ここ数年の経営指標が良い優良株なのは確かですが、直近の経営状況は調べてみないと分かりません。また、既に値上がりして割安感が薄れてしまった割安株はこのリストに登場してきませんので、賞味期限が短いリスト🥹だと考えてください。
また数か月後に作成しますね😉
ではまた!😊
おまけ:CSVファイル
ご好評いただいたので今回もCSVファイルをご提供します。
公開ファイルの使用にあたってのお願いです。
使用は自己責任でお願いします。おじさんは関連する損失や不具合の責任を負いかねます。
変更は自由ですが、無断流用や再配布、有償化はやめてください。