院試を受けた
院試を受けた。
前日からホテルに泊まった。一泊税込3千円弱。お気に入りのティッシュケースと膝掛けを持参した。ホテルに荷物を置いて、試験当日の朝食と昼食を買いに行った。パンを買った。
夕ご飯にエビとオリーブの冷製パスタを食べた。とても美味しかった。また行きたい。
早めに湯船に浸かって、金曜ロードショーの「風立ちぬ」を見ながら、明日の準備をした。「風立ちぬ」は大好きだ。本庄が二郎に「今度家へ遊びに来い」というシーンが特に好きである。この一言から、本庄と二郎の仲の良さや、本庄家の夫婦仲が良好であることが伺える。きっと、本庄の奥さんは、二郎が遊びに行ったら、美味しいご飯を出してくれるのだろう。
日付が変わる前に寝た。1時半頃に起きた。部屋の秒針音が気になって、もう一度寝付けなかった。仕方がないので、時計を洗面室の中に入れた。秒針音問題は解決した。しかし、すぐにまた起きた。3時過ぎだった。背中が痛かった。マットレスが身体に合っていなかった。枕の高さを変えたり、姿勢を変えたりしていたら、いつの間にかまた寝ていたようで、次に目が覚めると朝だった。
朝ごはんにりんごのパイを食べた。美味しかった。
院試は、まあ、想定していた通りだった。途中、鉛筆が手のひらに刺さって、血が出てしまった。刺青になった。小4の時の手のひらに刺さった跡がようやく消えたところだったので、少し悲しい。
昼食用のパンが固かった。オーブントースターで焼けば、きっと柔らかく、より美味しくなるだろうに、そのまま食べなければいけないのは惨めだった。試験の出来が良くなかったので、惨めだっただけだと思う。
自宅に帰り、お風呂に入って寝た。自分のベッドはフカフカで気持ちが良い。世界一の寝床であると、私は本気で思っている。
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