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2021水瓶座新月の発酵ワークは醤油仕込み

2021年2月11日は水瓶座新月24度。水瓶座に太陽、月、水星(逆行中)、金星、木星が大集合。私の出生図では、水瓶座は12ハウスと1ハウス、ということは私のアセンダントは水瓶座ってことです。水瓶座の13度、コンジャンクションしてる水瓶座木星と水瓶座金星がぴったりと13度で重なって、なんともご機嫌な配置なんだろう。水瓶座の新月太陽と月は24度で、なんと私の出生太陽は蠍座24度。
こちらもピッタリのスクエアじゃないか。スクエアって、ちょっと怖くなってしまう配置の印象なんだけど、今回の新月と出世太陽とのスクエアは、かなり気分爽快なスクエアを感じている。蠍座的ないろいろと依存してたことや執着してたことに対して、水瓶座に大集合している天体たちが、バッキバキに剥がしてくれてる気分。蠍座は水の固定サインで、その癒着度は接着剤並み。そこにスクエアの風の固定サイン水瓶座はバリバリっと癒着してたものを剥がしてくる。

あーーーー!気持ちいーーー!!!

天体を活用するって、こういう感覚なんだね。
蠍座は、一度執着したものや依存したものを手放すの大変なの。
私はいつもそこに一苦労するし、今回の新月のような蠍座の執着を引き剥がすような配置は、スクエアを怖がらずに、今も今までも、執着してて依存してて、本当は手放したかった事柄に意識を向けて、書き出して、今現在、天体たちの促しで、今までになく爽快な手放しが起きてる。新月や満月の配置は、ぜひ出生図に合わせて重ねて読むことを、私は強く推奨する。なんでかって、最近話題の自分軸ってやつを自覚するツールとなるから。

さて、新月には何かしら新月発酵ワークをします。
今回の水瓶座新月は前頭にも書いたように、ご機嫌に手放しが意図できる配置だし(個人的に)、新時代の切り替わりにスイッチが入るような配置だしで、今日は家庭で仕込む自家製醤油を仕込みました。

醤油の熟成期間は一年です。

今年の水瓶座新月仕込みの醤油が出来上がるときは、来年の水瓶座新月です。
来年の水瓶座新月、世界はどうなってるんでしょう。とある事情は落ち着いたとしても、とある事情はますます混乱のまま、全く読めない世界情勢と経済危機、そんな混乱極まりない世界の中でも、瓶の中の微生物達は、微生物独自のリズムでタンパク質や酵素と協力し合ってアミノ酸や旨味を生成したりとか、しっかりと自分軸で仕事してくれます。人間は微生物達が気持ちよくお仕事できるように、環境を整えるだけ。ということは、混乱極まりない世界の中でも、自分が住む環境と家族や仲間、そして自分の軸がちゃんと整ってれば、壺の中の熟成中の味噌のように、瓶の中の熟成中の醤油のように、閉ざされた環境や状況の中でも、しっかりと自分の旨味を発酵できるってこと。そういうことなんだ、と、私は信じたい。

今日は自分にとってもなんだか特別な配置の新月でしたので、新月に仕込んだ醤油の瓶に、水瓶座新月チャートと出生図とプログレスと新月の配置を記した三重円チャート、そのウラには1年後にはこうなっていたいとう目標や願い事を1年後の自分に手紙を書いて貼り付けました。来年の水瓶座の新月に、今日仕込んだ醤油を解禁して1年前の自分を振り返るのだ。そして、出来上がった醤油を濾して食して腑に落とす。


自家製醤油は大豆と炒った麦で醤油麹を作ります。同じ麹菌でも、また違う種類の麹菌で色が黄色い。黄色い醤油麹に濃度20%の塩水を混ぜて1年熟成。実は材料さえあれば、味噌仕込みよりも簡単なのだ。仕込みたては激しょっぱいカビ臭い塩水なのですが、1年後に濾した液体が「醤油」、残った絞りカスは「もろみ(醤油の実ともいう)」です。市販の醤油とは、また似ても似つかない個性的な味ですが、旨味の深さ加減も市販の醤油とは比べものにならない。

この炒った麦と大豆で醸した醤油が完成したのは江戸時代中期で、醤油が一般市民にも普及し始めたのが江戸時代後期です。江戸時代中期からの日本人は、いわゆるグルメという視点で調理することに目覚め、一般市民も美味しいものを堪能するようになりました。それまで醤油は味噌の副産物としての、たまり醤油が主流で液体としての醤油が一般市民が食せることは稀だった。江戸の人々は醤油を作るのに、味噌の副産物からだけでなく、意図的に液体としての醤油を作れないかと、科学的根拠も何もないまま工夫と知恵で、麦を使い始めたり、その麦を炒ってみて麹にしたりと、現代の液体醤油の原型を作ったのは江戸の人々でした。液体の醤油って日本の食の歴史において比較的新しいんですね。

星の配置をとっかかりに自分を知り未来を探り、同時に自分の腹に落とし込めたい本物の旨味仕込みを微生物に託すこと。錬菌術って大それた言葉で物申してますが、空の上の大きな宇宙のリズムも、見えない微生物のリズムもきっと連動してるはずなのです。水瓶座新月は、新時代への切り替わりにスイッチが入ったような配置だし、私も今後に向けて、錬菌術的な視点での発酵食仕込みを、もっともっと伝えたり、理解を深めていくことに焦点を当てていきたい。占星術クラスタの人たちが自分も味噌仕込んだり発酵食を仕込んでみたいって思ってくれたり、発酵マニアの人たちが占星術にも興味が湧いてくれたり、連動させて融合させる、私の大いなる偉大なる願望。今回仕込んだ醤油の瓶にも、遊び心も込めて、水瓶座の起源である古代バビロニアの「偉大なるもの」「グラ」を落書きしてみた。水瓶座は偉大なる者が水を入れる瓶を持っているという星座。この醤油の瓶を、水瓶座の瓶とも当てはめてみたりして。
来年の水瓶座新月が楽しみだ!


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