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プロファイラー「ジョンロックフェラー」を観て

ジョンロックフェラーは、19世紀アメリカでスタンダート石油という会社を設立した人物である。彼の資産は現在の価値でいう23兆円にのぼる。(現在の世界一の資産を持つ人物はイーロンマスク氏の19兆円。)

ジョンロックフェラーは莫大な資産を活かして教会やシカゴ大学(アメリカ 元大統領バラクオバマの出身校)、野口英世が在籍したロックフェラー医療研究所などに資金提供をした。

また、彼は18歳で起業し30代のときにアメリカで油田が発見されたことから石油精製会社を設立した。なぜ石油精製会社を設立したのか。油田が発見された頃は、誰もが一攫千金を夢見て油田を見つけ出そうとしたが費用がかかるため油田を見つけることができずに破産する人も相継いだ。しかし面白いことに彼の視点は少し違った。リスクなしでリターンを得ることを考えた末に、「リスクの高い油田発見は他人に任せ、リスクの低い精製を実施しよう」と考えたのだ。

   彼は経営にも一味加えた。一例を紹介しよう。
    彼は競争相手を叩くために、競争相手のいる地域では赤字覚悟で石油の値段を下げた。値段を下げた分、競争相手のいない地域で石油の値段をあげてバランスをとったのだ。(これをコスト・リーダーシップ戦略というらしい)

終わりに

    これまでジョンロックフェラーについて紹介してきた。プロファイラー「ジョンロックフェラー」を観て、以前から知っていた情報を再確認し、今回初めて知った情報については学習することができた。つまり「すでに知っている」という思い込みを外して改めて調べてみると新しい発見があったということだ。
    思い込みを外す、大切なのかもな~。


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