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神は水を作ったが、人はワインを作った

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ワインについての記事を投稿していく。 YouTube動画を引用しその感想も記していこうかと考えている。もちろんワイン広告も掲載している。 有料記事には国内のワイナリーについて紹介…
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#ワイン

【ワイン投資】値段の上がるブルゴーニュ生産者と味覚の修行

今日も飽きずに「ウイスキーと投資」の話をしようと思ったのですが、久々にワインの話をしたいと思います。 皆さま、日常的にワインは飲まれますでしょうか? ちょうど一年前の今日(5月6日)に、こんな出来事がありました。あるお店で、ブルゴーニュの有名なエシェゾーを「グラス提供 70ml / 6,750円」で飲めるというのです。 ウイスキーやワインというのは、人間の感覚器官、感性と価値観を試すもので、数値に置き換えることができません。その最たる例がブルゴーニュワインです。 ブルゴ

神は水を作ったが、人はワインを作った

ワインは、人々を魅了し続ける古くからの醸造文化であり、その魅力は多岐にわたります。まず、ワインは豊かな風味と複雑な香りを楽しむことができます。例えば、果実の甘みやスパイスの香り、オーク樽からのバニラやコーヒーのニュアンスなどが楽しめます。これらの要素がワインを飲む体験を一層豊かなものにしています。 また、ワインは食事との相性も抜群です。適切な組み合わせを見つけることで、料理との相乗効果で味わいが引き立ちます。例えば、肉料理には赤ワイン、魚料理には白ワインといったように、料理

国別ワイン(購入可能)

 国別にワインをまとめてみました。 どうぞ、ご覧あれ。 フランスフランスは、世界的に有名なワイン産業の中心地のひとつであり、高品質なワインが生産される多くの地域があります。フランスのワインは、特定のブドウ品種(シャルドネ、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、ピノ・ノワールなど)だけでなく、特定の地域での製法や気候の影響を反映しています。以下に、フランス産ワインの主な特徴的な地域と品種を挙げてみましょう: ブルゴーニュ (Burgundy): ブルゴーニュ地方は、ワインの産

ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ~神は水を作ったが、人はワインを作った~

ワインの世界において、数多くの銘醸ワイナリーが存在しますが、その中でも特に輝き続ける名門として、ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ(Domaine de la Romanée-Conti)は、世界中のワイン愛好家にとって憧れの的となっています。このフランス、ブルゴーニュ地方に位置するワイナリーは、その歴史、風味、そして品質の高さで知られ、ワイン業界の至宝として称される存在です。 歴史と伝統 ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティは、ロマネ・コンティ(Romanée-Conti

wainn budou

日本の川を想起すると苔むした岩にたどりつく、というのが私の頭の中である。 しかし、ヨーロッパでは違うらしい。 どうやら苔がブドウに置き換わる。 「ブドウの木は川の近くが大好き」だそうだ。以前に話した「ブドウの木は丘が好き」というのにもかかわりがある。 丘は川の近くで形成されるのだ。そして、水運という交通面でも優れているのが川辺だ。 「ワイン製造者にも好かれている」のが川なのだ。

ワインの中に真実あり

結構要望が多いのがブドウの木である。 霜は避けろ、寒いのは苦手、20~22度ならば実をつけてやる、気温10度以上にならなければ芽も出してあげねー 非常に要望が多い。 それも実をつけてくれる温度に関しては「平均で」である。 なんて奴だ。 ワイン生産地の気候は昼は暖かく、夜は涼しい地域が多い。 夜は涼しいといっても昼は暖かいことから土中の温度が1日を通して温度が高め。すると、植物の成長を促すホルモン「サイトカイニン」が分泌される。 これで1本数億円のワインが存在することに

シャンパーニュは、勝利の時には飲む価値があり、敗北の時には飲む必要がある

山あり、谷あり、そして丘あり。 てっぺんに上ると見晴らしがよい。だだから山頂が好き。 川のせせらぎがきこえ、美しいコケたがコロニーを形成しているイメージがあるから谷が好き。 これは私の考えでもあり、もしかしたら読者の皆さんにも共通する部分があるかもしれない。 では、丘はどうだろう。 恥ずかしながら私はこれまで丘について考えたことがあまりなかった。しいて言うなら、急斜面で水はけがよいからミカン栽培に適している・・・。実はブドウの木は急斜面の丘が大好きなのだ。 地球と太陽の

年齢と飲んだワインのグラスの数は誰も数えない

冬になると恋しくなり、夏になると邪魔なもの・・・「それは日光」である。 私は冬になると日光に恋をし、夏になると日光を悪者扱いをする。なぜなら夏は殺人的な暑さになるからだ。 しかし、ブドウの木は私とは違った性格の持ち主のようだ。 ブドウの木は日光を愛し、日光に愛されたやつなのだ。 ブドウは甘い。 甘いのは糖によるものである。 では糖はどのように出来上がるのか。 中学理科を振り返ろう。 植物は光合成というプロセスを経て水、二酸化炭素、日光を用いて糖分を果実に蓄える。 という

ワインは自然の本来の姿、あるべき姿としての提示された芸術

ブドウには花がない、と言ってもあなたは疑わないかもしれない。 3~5月、私たちは道端に広がるあの満開な桜をみて興奮する。わざわざブルーシートを持ち出してまで根元で団子を食べようとするのだから。 しかし、ブドウはどうだろう、 「わ~、満開になったね」 きいたことがないだろう。 しかし、ブドウは実がなると目立つ。 そして、「ブドウ狩りにでもいこうかしら」と。 桜は花は目立つが、実はあまり。 ブドウは実は目立つが花はあまり。 このようなずれがあるから我々人間さまは一年を通し

一本のワインは交響曲、一杯のグラスワインはメロディのようなものだ

「井戸掘り代行」という表現がブドウの木にはぴったりだ。 あなたは長芋を栽培したことがあるだろうか。私は何度か収穫もしたことがある。とにかく掘って掘って掘りまくるという作業が収穫だ。 ブドウの木の根は地中20~30mまでは張り巡らされている。 ものによっては100mも、、、。 これはミネラル、水分などを土から吸収するためだ。それだけ井戸掘りせねばならぬほどの場所にブドウの木は生えているのだ。

年齢とか気にするの、ワインだけでよくない?

ワインを理解する手っ取り早い方法・・・ それはブドウの種類を知ることにある。 ワインに使われるブドウはヴィティスヴィニフェラ種、ほぼこれだけである。 この変種が形、色が様々なブドウを作り出している。 ワインに精通するためには何千何万というブドウの種類を覚えねばならない、とお思いの方。 No problem. ワインに適しているといわれているブドウは数種類。 そしてワインの多くはブレンドでできている。ブドウの割合を微妙に変化させることで味をコントロールしているのである。

一本のワインは交響曲、一杯のグラスワインはメロディのようなものだ

フィロキセラ これは害虫の名である。 19世紀半ば、ヨーロッパのブドウ畑を荒らしまくった害虫である。あれにあれたブドウ畑。ワイン造りはもう・・・ 救世主が現れた。 なんとまあ、アメリカのブドウの木を土台として接ぎ木をしてみるとフィロキセラの被害が起こらなかった。 しかし、その後アメリカでは不適切な接ぎ木によりフィロキセラの被害が出た地域も発生したが…。 今日の一本 品種 カベルネソーヴィニヨン100% 産地 カリフォルニア州 ヴィンテージ 2009年 アルコール度数 1

今日の一品私に任せて

今日、夕食何にしようかな~と悩んでいるあなたにとっておきの記事を今日からちょこちょこ投稿します。 ぜひ、あなたの夕食の一品に。 もちろん、夕食である必要性はないですが。 それと、材料はできるだけお値打ちなもののアマゾン広告を貼っておきますのでぜひ使ってください。 ネットで材料を調達するならば 発送時間も考慮し、明日以降の食事の一品に、ということになりますかね。 そして、食事の締め。

~47都道府県のワイナリーを旅する日の丸ワイナリー~

ワインと言ったらブドウ、ブドウと言ったら山梨という「非常に単純な思考回路で白百合ワイナリーにたどり着いた。 この記事シリーズでは47都道府県のワイナリーを1都道府県につき1件ずつ紹介していくものである。 ときにはそのワイナリーで働いている人にも取材をしようかと考えている。 そして今回は記念すべき1つめの都道府県ワイナリーについての記事を書こうと思ったが、私はワイン造りの基礎も抑えていない初心者である。 ということで第一回目の今回はワイン造りの基本的な工程を調べようと思う。

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